2025年5月18日、国立競技場で行われたゴールデングランプリ陸上の女子3000mに山本有真が出場した。

【動画】女子100mハードル・田中佑美が国立競技場で自己ベスト更新!“12秒の壁”を破り、東京2025世界陸上への期待高める

初夏の国立競技場で行われたゴールデングランプリ陸上2025・女子3000 mで、田中希実がペースメーカーを務めたレースは会場に緊張感と期待を生み出した。日本女子記録保持者である田中は、レース序盤約2000 mを率い、そのテンポで集団を引き上げた。その後、オーストラリアのローズ・デイヴィスが8:43.38で大会記録を更新する圧巻の優勝を果たし、日本勢では山本有真が8:50.64の自己ベストで3位入賞という快挙を成し遂げた。

試合後のインタビューで山本は「目標の3位以内が取れてタイムもついてきたので、自分の中で頑張れたと言えるレースだった」と試合を振り返って笑顔で語った。「これくらいのタイムが出て当然という練習をしていると思っているので、練習の成果が出てるなと感じる」と充実感あふれる表情を見せた。今後については「自分の努力で決めたと言える世界陸上代表になりたい」と力強く述べた。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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