「法律」のニュース (2,468件)
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「もっと結果を出せ」成果報告に“フィードバック”付き物だが…上司のダメ出しが「パワハラ」になる基準とは?
トランプ米政権で新設された「政府効率化省(DOGE)」の長官を務めるイーロン・マスク氏が、2月、連邦政府の職員らに対し「過去1週間の業務成果」の報告を求めるメールを送付した。送付の直前、マスク氏は自身...
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“婚姻”を理由に性別変更認められず…トランスジェンダー女性の申し立てを『却下』 京都家庭裁判所 決定で「立法府で議論されなければならない問題」
戸籍上は男性で妻と婚姻関係にある“トランスジェンダー”の女性が、戸籍や住民票など法律上の性別を変更す...
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「どうしてうちの子だけ」公的支援行き届かず…コロナ後遺症患者と家族ら法律制定など国に求める
新型コロナウイルス感染症の後遺症に苦しむ患者とその家族らでつくる「全国コロナ後遺症患者と家族の会」は3月10日、東京・霞が関の厚生労働省を訪れ、支援する法律の制定などを求めた要望書を仁木博文厚労副大臣...
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江戸町奉行「遠山の金さん」は実在も…「桜吹雪」の刺青を入れた裁判官だったのか?
今年のNHK大河ドラマの舞台にもなっている江戸の町。その中で奉行所は、現代の司法機関である裁判所と警察・行政を兼ね備え、社会システムを支える要だった。本連載記事では、そこで働き、また関わりのあった人々...
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“無期刑受刑者”遠ざかる社会復帰の可能性 「仮釈放」が年々認められにくくなっている背景とは
3月25日、東京地裁は国に対し、刑務所における医療ミスで死亡した無期懲役囚の男性の遺族へ計約2200万円の賠償金を支払うよう命じる判決を言い渡した。この男性は、1971年に発生した「渋谷暴動事件」で警...
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「裁判所、ウェブはじめました」2021年“ウェブ調停”導入 “対面の力”実感する家裁調査官が「自信を持って掲げる」理由
家庭裁判所で行われる「調停」や「調査」の姿が、大きく変わりつつある。従来、裁判所は「アナログ」な官庁だった。事件記録はすべて紙で管理されてきたし、家事調停も当事者本人または代理人弁護士の出頭が必須で、...
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「生活保護受給者は裁判する暇があるなら働け」が“的外れ”な指摘である理由 提訴から10年超なお未解決「いのちのとりで裁判」が問いかけるもの【行政書士解説】
一般に、裁判を起こすと莫大な費用と時間がかかるイメージがあります。特に経済的に困窮している人、生活保護を受給している人は、揉め事や紛争に巻き込まれても、戦う手段を持たずに泣き寝入りするしかない…と考え...
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「減税は財源がないと言ってやらないのに」玉木雄一郎 与党の“現金5万円給付”へ猛苦言
4月10日、国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が与党に苦言を呈した。 政府・与党内で浮上しているが国民向けの現金給付。物価高や米トランプ政権の関税措置による影響を踏まえた経済対策の一環であり...
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昭和のパチンコでは暴力団らによる“景品買い”も…「外国の客に見られるのはまずい」取り締まり強化に繋がった“世界的イベント”とは
遊技人口の減少や新型コロナ、新紙幣導入などの影響でパチンコ業界ではホールの倒産が相次いでいる。警察庁の統計によると、2023年時点でのパチンコ店の店舗数は7083軒と、20年前の1万6076軒に比べて...
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「外国人への生活保護は“判例”で憲法違反」は“悪質なデマ”!? 最高裁は何を判示したか【行政書士解説】
インターネット上では昨今、「外国人の生活保護受給」について、常に議論が巻き起こっています。その中でよく目にするのが「外国人が生活保護を利用することは最高裁で『憲法違反』との判決が出ている」といった内容...
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北海道「映え」狙いの線路上“置き雪”トラブルから2か月 軽い気持ちでも “懲役刑”あり得る「線路妨害」の重い代償【弁護士解説】
北海道美深町(びふかちょう)を走るJR宗谷(そうや)線で、2月1日午後1時ごろ、作業中のラッセル車が線路上の雪の塊を発見して急停止するトラブルが発生した。「ラッセル車」とは、線路の雪を左右にかき分けな...
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日本テレビ番組で中国人女性の発言「ねつ造」騒動で謝罪…それでも放送局に「罰」が科されない理由とは【弁護士解説】
バラエティー番組「月曜から夜ふかし」で中国出身の女性の街頭インタビューを意図的に編集し発言の趣旨を歪めたとして、3月27日、日本テレビが番組のホームページに謝罪を掲載した。28日には村上誠一郎・総務大...
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繁忙期“狙って”、引き継ぎを“わざと”せず「突然退職」…“報復的”な会社の辞め方に法的問題はないのか【弁護士解説】
「繁忙期に突然辞める」「SNSで職場の内情を暴露する」「必要な引き継ぎをわざとせずに退職する」――。あえて会社が嫌がるようなことをして辞める行為が「リベンジ退職」と呼ばれ、注目を集めている。2月3日、...
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法改正後にも多発する“精神病院”での「虐待」事件… 背景にある「患者の人権は制限できて当たり前」の風土とは
3月19日、看護師らによる入院患者への暴行事件があった東京都八王子市の精神科病院「滝山病院」(現「希望の丘八王子病院」)で、死亡した入院患者に関して虚偽の診断書を作成した容疑で、警視庁が元院長と当時の...
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「日本一危険な動物園」閉園は“コンプライアンス欠如”が原因か…専門家が指摘する運営“姿勢”の問題点
今年2月、札幌市が同市にある「ノースサファリサッポロ」の運営会社サクセス観光に対して、都市計画法に基づく除却命令を検討していることが報道された。一連の報道をきっかけに批判が高まり、同園は今年9月末をも...
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「只今、反省中!」東京・新橋の居酒屋“違法な外飲み席”で全国初の営業停止処分 “常習”の店は他にもあるが…唯一摘発されたワケ
春の陽気を感じる日が増え、外飲みが気持ちいい季節になったが、先月、東京・新橋の居酒屋の「外飲みスペース」をめぐる行政処分が話題となった。東京都公安委員会は3月14日、当該店舗が無許可で路上にテーブルや...
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米軍が80年越しに返還!「激レア日本戦車」が里帰り ポイントは攻撃力を増した新砲塔
2025年3月下旬、太平洋戦争で日本軍の主力戦車であった九七式中戦車(チハ)が横浜港に到着し、80年ぶりの里帰りを果たしました。ただ、この「チハ車」、これまで国内で保存展示されている同種の車両とは大き...
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「冤罪・自白強要」なぜ後を絶たないのか… “無罪判決”10件獲得の弁護士が語る「刑事訴訟法の穴」とは
6日、昨年2月に兵庫県警が12歳の女子小学生に対し警察署内で長時間の事情聴取を行い、身に覚えのない虚偽の「自白」を強要したことが報道され、物議を醸している。刑事事件の捜査において、捜査機関による自白の...
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死をも恐れない「おばちゃんたち」が暴力団に対抗…昭和のパチンコ店を巡る泥沼の利権争いとは…
遊技人口の減少や新型コロナ、新紙幣導入などの影響でパチンコ業界ではホールの倒産が相次いでいる。警察庁の統計によると、2023年時点でのパチンコ店の店舗数は7083軒と、20年前の1万6076軒に比べて...
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ヒナが落ちてたら助ける?放っておく? 正しい対処法は…
春から夏にかけては、鳥の繁殖期になります。3~4月にヒナのふ化が増えて、5月頃には巣立ちの練習が始まるでしょう。何事も最初からうまくできるわけではありません。まだ飛べないヒナもいるはず。中には、うまく...
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「裁判官は機械ではなく人間だ」国を訴えた“敏腕裁判長”竹内浩史判事が退官…次に仕掛ける“一手”は?
津地方裁判所民事部の部総括(裁判長のトップ)を務めていた竹内浩史判事(62)が3月31日をもって依願退官した。竹内氏はもともと弁護士。40歳のときに実績を買われて弁護士会の推薦により裁判官に任官し、か...
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調布市・共産党市議ら「不正アクセス」疑惑で市議会が刑事告訴を検討 議員専用クラウドのID・パスワードを第三者に共有か
東京都の調布市議会は3月27日、日本共産党の田村ゆう子市議と岸本直子市議の2人に対する問責(もんせき)決議を可決した。市議会議員用のクラウドに閲覧権限のない元市議の男性がログインできるよう、田村市議が...
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全財産をだまし取られた認知症の在日韓国人70代男性が“生活保護受給”…その経緯にみる「成年後見制度」の課題とは【行政書士解説】
私は行政書士になって間もない頃、70代前半の在日韓国人男性・ヨシオさん(仮名)の成年後見人に選任され、ご本人が亡くなるまで4年ほど務めました。成年後見制度とは、知的障害、精神障害、認知症などによって、...
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「すき家」休業中店内では清掃が…“ネズミ混入みそ汁”提供で約2000店舗一時閉鎖 「徹底対策」で顧客は戻ってくるか
ねずみ混入が発覚した牛丼チェーン大手の「すき家」が異物混入対策のため一部店舗を除く全店を一時閉鎖(3月31日~4月4日)し、対策に取り組んでいる。店内清掃や害虫等の駆除施工、スタッフへのマニュアル再周...
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法が禁じる“偽装請負”で搾取、40代女性が「生活保護」に行きつく…公的機関はなぜ機能しなかったか【行政書士解説】
北海道札幌市在住のリエさん(仮名・40代女性)から私の行政書士事務所に相談のメールがありました。大手求人情報サイト運営会社A社と、民泊代行会社B社の2社による「偽装請負」の被害を受け、精神疾患を患い、...
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「女性起業家」の半数以上がセクハラ被害を経験…ハラスメントの「刑事罰化」など求め、当事者団体が厚労省に要望書提出
3月19日、セクハラや性犯罪の被害を受けた起業家らの当事者団体「スタートアップユニオン」が、ハラスメントの禁止に向けた法整備などを求める要望書を厚労省に提出。要望書には5510人の署名が集まった。女性...
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「本当に恐ろしいこと」TBS『報道特集』村瀬キャスター 兵庫県巡る混乱に渾身の訴え
『報道特集』(TBS系)は3月22日、斎藤元彦兵庫県知事の「パワハラ疑惑」をめぐる第三者委員会の調査報告書が公表されたことを受け、これまでの一連の騒動の総括といえる内容を放送した。今回の特集の一部はT...
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九州“名物”結婚式場が破産…披露宴中止もカップルたちが損害賠償請求するのは「難しい」ワケ
「結婚式といえばアルカディア」福岡や佐賀に住む人なら、一度は耳にしたことがある名前ではないだろうか。2月26日、結婚式場運営会社の「アルカディア」(本社:福岡県久留米市)が突然の事業停止を発表し、福岡...
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認知症70代母を行政が“連れ去り”、不必要な「生活保護」受給…“虐待”疑われた娘が味わった「苦難」とは【行政書士解説】
世知辛い世相を反映してか、「虐待」が社会問題となっています。子どもに対する虐待、配偶者・パートナーに対する虐待のほか、高齢者に対する虐待も、深刻な問題として指摘されています。そんななか、高齢者に対する...
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花見シーズン到来、経済効果「約1兆3878億円」のウラで“マナー違反”警戒強まる…思わぬ「違法行為」しないためには
花見シーズンが到来した。東京の桜(ソメイヨシノ)も予想日通りに開花宣言され、見ごろは29日とみられる。全国でも南から桜前線が北上しており、これから列島が徐々に桜色に染まり始める。関西大学名誉教授の宮本...