「法律」のニュース (2,602件)
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病に苦しみ働きながら「生活保護」受給…シングルマザーを追い詰めた市職員の“ハラスメント” 子の大学卒業と同時に保護を“卒業”するまでに味わった“辛酸”とは
2023年10月、大阪府茨木市の元福祉事務所職員が、生活保護受給者を貧困ビジネスの業者に紹介し、見返りに金品を受け取っていた容疑で逮捕されました。また、2024年3月には、男性ケースワーカーが受給者1...
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空き缶、ペットボトル「ポイ捨てしたら2000円」…4月から条例で“過料”を科した自治体の「その後」は?
自動販売機に併設された回収ボックスから空き缶等があふれ出ている様子を目にしたことがある人は少なくないだろう。回収ボックスがなく、自販機の横に空き缶が放置されていることもある。購入者からすれば、買った自...
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「住んでいる市で2万2500円違う」生活困窮家庭の就学援助“入学準備金”に地域格差…隠れ教育費の“重荷”課題
「義務教育は、これを無償とする」日本国憲法にはこう記されているが、実際、ひとりの子どもを公立小中学校に9年間通わせた際の保護者負担は数十万円に上る。「隠れ教育費」とも呼ばれる、この“見えない支出”につ...
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犯罪は減ったのに、なぜ「厳罰化」が進んだ? “体感治安”の悪化がもたらした「刑事政策の暗黒時代」とは
首都圏で闇バイトを実行役にした強盗事件が相次いだ中、昨年11月、警察庁の露木康浩長官は全国の警察本部長を集めた会議で「国民の体感治安が著しく悪化している」と戦略的な取り締まりを推進するよう指示した。国...
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多摩モノレール延伸でも“鉄道”空白地帯からの卒業にはならない? 「軌道法」と「鉄道事業法」の違いとは
多摩都市モノレール株式会社(以下、多摩モノレール)が延伸について、国土交通大臣に申請中だった軌道法に基づく特許を5月上旬に受けた。今後、東京都と連携し、2030年代半ばの開業を目指し、工事着手に向けた...
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全国で懸念広がる「メガソーラー開発」…釧路湿原で天然記念物“ワシ”の生育に「影響あり」それでも規制“後手” 専門家が求める法整備の“中身”とは
釧路湿原を擁する北海道釧路市内の市街化調整区域周辺で、太陽光発電施設(メガソーラー)の建設ラッシュが問題となっている。メガソーラー建設をめぐっては、景観の悪化をはじめ、自然環境の破壊、災害リスクの増大...
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ユニクロ「万引き犯に全損害の賠償を求める」 異例の“民事手続”宣言なぜ? “コスト度外視”でも「訴訟提起」にメリットがある理由【弁護士解説】
6月、衣料品チェーン「ユニクロ」などを展開する株式会社ファーストリテイリング(山口県山口市)は、万引きの犯人に対して刑事告訴にとどまらず、民事手続で損害賠償を求める方針を明らかにした。ベトナム人グルー...
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台湾人インフルエンサー、浅草寺で“おしり見せ”超ホットパンツ姿「#人前露出」が国内外で物議…それでも「公然わいせつ罪」には当たらない理由
年間延べ約3000万人もの参拝客が訪れる東京・浅草寺。その境内で撮影されたとみられる、台湾人女性インフルエンサーのSNS投稿が国内外で物議をかもしている。Xでのフォロワー数が12万人を超えるこの女性は...
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最高裁が「生活保護基準引き下げ」を違法と断罪、国を“敗訴”させた“歴史的判決”だが…“原告救済”の見地から手放しでは喜べない理由
2013年から2015年にかけ行われた生活保護基準の引き下げが違法であるとして、それに基づく処分の「取り消し」を生活保護受給者らが求めていた裁判で、2025年6月27日、最高裁第三小法廷は、2013年...
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「家賃2.5倍」板橋区マンション騒動が示す、中国人オーナー増加の現実 突然の「大幅値上げ」にどう対応すべきか【弁護士解説】
賃貸住宅のオーナーが外国人になり、家賃を2倍ほどに引き上げる通知が届いた――。近頃、こうした話をたびたび見聞きする。中でも大きな注目を集めたのが、東京・板橋区のマンションの事例だ。駅から徒歩5分、築4...
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TOKIO国分太一「重大なコンプラ違反」は一体“何”をした? 知らないと怖い…問答無用で“一発解雇”になりかねない「落とし穴」とは
「国分太一は一体、何をしたの?」日本テレビの福田博之社長により6月20日に突如、発表された人気アイドルグループ「TOKIO」の国分太一(50)の番組降板、そしてその5日後に発表されたTOKIOの解散に...
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調理実習で“ブリ照り”作ったら「ブリは私費だが、ガスは公費」…複雑すぎる学校運営費が生む「義務教育は無償」へのギモン
「義務教育は、これを無償とする」日本国憲法にはこう記されているが、実際、ひとりの子どもを公立小中学校に9年間通わせた際の保護者負担は数十万円に上る。「隠れ教育費」とも呼ばれる、この“見えない支出”につ...
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「ジブリ風」イラストがSNSに氾濫、「ONE PIECE風」ゲームまで登場…それでも「画風」は独占させるべきでないワケ
ここ最近、生成AIなどのデジタルツールを用いた制作物が、先行作品の画風に類似するというトピックが頻発している。これらをきっかけに「画風の保護強化」の是非が取り沙汰されるようになってきたが…。(友利昴)...
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伊東市長の“疑惑”で話題の「学歴詐称」 履歴書・採用面接で「ウソの経歴」バレたら追及される“法的責任”とは【弁護士解説】
静岡県伊東市の田久保真紀市長の「学歴詐称」疑惑が話題になっている。最終学歴を「東洋大学法学部卒業」としていたが、実際には卒業しておらず「除籍」されていたことが分かった。田久保市長は「卒業したという認識...
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関大法学部在籍のボートレーサー石本裕武 「水上の法学士」まであと1単位 文武両道を追求、7月に最上級へ昇格
「水上の格闘技」と呼ばれるボートレースで、現役の大学生が活躍している。大阪を拠点とする石本裕武(ひろむ)選手(24)は関西大学法学部(法学政治学科)に在籍中。2022年11月のデビュー以後も学業を続け...
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小泉進次郎農水相、コメ転売“禁止”政令改正を決定も…「抜本的な解決」にはならない? 弁護士が指摘する「課題」とは
コメの不足と価格高騰を受け、政府は随意契約による「備蓄米」の放出を開始した。また、小泉進次郎農水相は「安価なコメを安定的に供給するには転売対策が重要」として、6月13日の閣議で転売を禁止する政令改正を...
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[社説]教員の児童盗撮 信頼裏切る卑劣な犯罪
信頼していた先生による盗撮は、子どもたちにどれほどの衝撃と恐怖を与えたことか。画像や動画を教員同士で共有するという前代未聞の卑劣な事件である。女子児童を盗撮し交流サイト(SNS)のグループチャットで共...
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【公文書入手】斎藤知事の「公益通報」法解釈巡り兵庫県は「消費者庁と齟齬はない」と答えていた…それでも発言は否定の謎
《(当方)公益通報者保護法改正案は、本日、参議院で審議入りした。今後の国会審議で問われる可能性もあるため、貴県知事の一般的な法解釈の認識が、 ・2号通報又は3号通報を行った公益通報者も、保護...
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【独自解説】「日本語、あまりわからない。乗せていたのは友達ね」人気観光地の裏で“白タク”行為が横行⁉違法タクシーが“捕まりにくい”理由とは?一方、駐車場で「違法駐車のレッカー移動」、逆に罪になることも…?法律のプロが解説
【写真で見る】「デジタルタトゥーとして一生残る」“ピッチャー直飲み”で少女2人が書類送検 識者ら指摘...
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“万引き犯”が逃亡時に店員をケガさせたら「即、刑務所行き」? 各地で相次ぐ「事後強盗」執行猶予が原則つかない“重罪”だが…実務上は「減軽」散見されるワケ
万引きをして直後に店員等に見つかり、逃げるため暴行をはたらく事件が相次いでいる。6月に報じられたものだけでも、4日に長野県長野市のコンビニ、15日に長野県諏訪市のドラッグストア、17日に静岡県御殿場市...
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「どこからが“結婚詐欺”?」父・水谷豊も困惑か…愛娘・趣里と“結婚間近”報道の“人気ボーイズグループメンバー”に、元婚約者と“1億円以上”金銭トラブル報道
人気ボーイズグループ「BE:FIRST」のRYOKIこと三山凌輝(26)と、元婚約者との間の「結婚詐欺トラブル」騒動が収束しない。(敬称略)三山は、“極秘婚約”していた、元婚約者で人気YouTuber...
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“石丸新党”都議任期「2期まで」のルールに“意味なし”? 元議員の弁護士が指摘する“期数制限”の「弊害」とは
22日投開票の都議会議員選挙に初めて候補者を擁立した地域政党「再生の道」が、もし当選した場合、議員としての活動期間の上限を2期8年とするのみの綱領を制定し話題になっている。それ以外に党としての政策・公...
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兵庫・斎藤知事 “テンプレ会見”出席者が語るパワハラ認定後の「会見での異変」
「そもそも記者との質疑が成立しないんです。こちらが何を聞いても、斎藤知事は決まったフレーズを繰り返すばかり。ちぐはぐな問答を延々とやっている感じで……」 斎藤元彦兵庫県知事(47)の定例記者...
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「コミュ力の高い好青年」問題会見繰り返す斎藤元彦氏 知事就任前の「意外な評判」
「斎藤知事が定例会見を行っている会見室には、広報や秘書課のほか発表項目の担当職員が15名ほど同席しています。会見室のうしろにイスを並べてずらっと座っているのですが、みなさん粛々と業務を遂行しているもの...
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エアタグの悪用が急増中?紛失防止タグによるストーカー被害と法の抜け穴とは
きょうは、いま急速に普及している「ある便利グッズ」についてです。それは「紛失防止タグ」。財布やカバン、鍵などなくしやすい持ち物に取り付けて使うキーホルダーのようなもので、代表的なのが、米アップルの「A...
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林原めぐみ“ザリガニ”発言は「ヘイトスピーチ」か? “排外主義”と炎上も…弁護士が「個人を批判する気にはなれない」ワケ
声優の林原めぐみ氏は6月8日、自身のオフィシャルブログに「興味がない、わからない、知らない」のタイトルで記事を投稿。外国人を「外来種」のザリガニに例える表現などがあったことから、物議をかもした。批判を...
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“川崎女性殺害”を防げなかった「ストーカー規制法」の"欠陥"とは? 警察が動かない…「警告制度」運用不全の現状を弁護士が批判
川崎市川崎区の民家で4月、20歳女性の遺体が見つかった事件で、元交際相手のX容疑者(死体遺棄容疑で逮捕・起訴、ストーカー規制法違反容疑で逮捕)がストーカー行為を行い、女性の自宅にまで押し掛けたにもかか...
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「死刑」はどうやって執行されているのか? 元刑務官「最も困難かつ不快な業務」… 150年変わらぬ日本の“絞首刑”と知られざる実態
死刑制度に関して、日本では「賛成」は多数派とされているが「反対」も一定数いる。そして凶悪事件が起こるたび、または死刑執行が報道されるたび、メディアやネット上では議論が起こる。しかし、賛成派の国民は「死...
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【物議】『本籍を皇居に』申請殺到!?東京駅や東京大神宮…ランドマーク多数の東京・千代田区に本籍を置く人が人口の約3倍!業務ひっ迫で現場は悲鳴…背景にある「法律の改正」
【悲報?】「琵琶湖の水、止めたろか!」強気の滋賀県民に“悲しいお知らせ” 『感謝金2億3000万円』...
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【独自解説】ホテルの「ご自由に」アメニティー、何個までなら「ご自由」なの?まさかの罪に問われることも…『ボンタン湯』のボンタン、その場で食べたら何の罪?ホテルや旅館にまつわる気になるギモンの数々を法律のプロが解説
【物議】「どうやったら年間95万人も来るのか」30億円の『道の駅』新設計画に市民からは賛否の声「建物...