
「何で焼きそばなの?」「まんがによく出てくるのよ。
もう一人の女の子の鞄には、マンガやアニメキャラクターのキーホールダーがジャラジャラと重そうに付けられている。「漫画やアニメ、ゲームが好きで好きで、日本まで好きになっちゃった」という男の子は、「最近はこうして日系スーパーのフードコートで友達と時間を過ごしていることが多いんだ」という。
そして、日系の本屋で目にした「オタク」君は、リチャード君、17歳。
抱えている漫画は『Death Note』。英訳されていないのに、大好きだという。
「日本語の漫画は読めないけど、買っちゃう。安いし、これって原書なわけだから、本物でしょ。日本語も勉強しているから10年後くらいには読めるようになっているといいな」という彼は『DR.スランプ』の大ファンで『アイシールド21』でアメフトのルールを覚えようと思っているらしい。普通のアメリカ人の男の子なら小学生でルールは習得済みなはずだが…。
「スポーツ? 全然駄目。
日本人なら気づかない所を彼等は凄く疑問に思っていたり、興味を持っているので、アメリカン・オタクとはインスタントで仲良くなれる事間違いない。(シカゴ/あらた)