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「,」(カンマ)と「.」(ピリオド)の不思議な関係

2006年8月8日 00時00分

1998年のアルゼンチンの新聞。ニューヨークの株価、当時7580ドルだった

夏休み。今年は海外旅行に出かける人が、アジア方面を中心に増えているという。じりじりと照りつける東南アジアの海の太陽、カラッと乾燥した西欧のレンガの町並み、緑たっぷりの北欧の森と湖……想像するだけで楽しくなってしまう。

海外旅行といえばショッピングもお楽しみのひとつ。買い物していて時々ドキッとするのが、日本と海外の、お値段の表示方法の違い。日本では「1万円」を「\10,000」と書くけれど、ヨーロッパでは「1万ユーロ(約150万円)」を「EUR10.000」と書くことが多い。桁区切り記号がカンマ(,)ではなく、ピリオド(.)なのだ。ジュッテンゼロゼロゼロユーロ、えー、この指輪たったの10ユーロ(約1500円)なのお、やす〜い、なんて声を上げちゃうと、ちょっと恥ずかしかったりする。

旅行で恥をかかないように、どの国がどうなっているのか、各国の経済関係のウェブサイトを調べてみた。まずはアジアの国々。韓国、中国、台湾、香港、インド、みんな日本と同じカンマ(,)を使っている。次に英語圏のアメリカ、イギリス、カナダを調べると、こちらも日本と同じ。一方、ドイツ、イタリア、フランスではピリオド(.)。そして、スペイン、メキシコ、アルゼンチンといったスペイン語圏の国々では、カンマだったりピリオドだったり。両方が混在していて、ややっこしい。

さらに調査を進めるが、言葉が分からず調査は徐々に困難に。スイスではカンマでもピリオドでもない「‘」(アポストロフィ)。北欧のスウェーデン、ノルウェーでは、何も書かずにスペースを空けるだけ。そしてギリシャは……ギリシャ語がわからん! 調査断念。

アフリカの国々はどうか。スワヒリ語となると完全にお手上げなので、ケニアでもらった両替所のレシートを見てみると、旧宗主国がイギリスだからなのか、英語圏の国々同様カンマ(,)を使っていた。

さて、こんなにバラバラで旅行者は混乱しないのか。
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