
果たしてティーバッグは、何回まで紅茶として楽しませてくれるのでしょうか?
使用する紅茶ティーバッグは、香り高くコクのあるインド産アッサムティー。実験ルールは、「おいしい飲み方」に書いてある200?の熱湯を注いで1分間おき、独断と偏見で紅茶の色が出なくなったところで終了。使える回数を割り出したいと思います。
まずは、一回目。素晴らしい香りが辺りに広がります。おそらく一番おいしい瞬間でしょう。味も濃厚。もちろん合格の味。
続いて2回目、3回目も若干香りが弱くなるも、色も味も紅茶そのもの。全て飲む実験スタイルのため、早くもお腹がタプタプ。
そして、4回目を越えると微妙な気配。回を増すごとにどんどん色が薄くなってきました。色だけでなく香りも超微香、さらに味に関してもギリギリ紅茶としてわかるかわからないかというレベルになってきました。
その後も、ギリギリ紅茶っぽいかなというレベルが続き迎えた9回目。ついに運命の瞬間が訪れてしまいました。色がほとんど
出ない。「出すんだ、ジョー」丹下さんばりの声援を送るも、時すでに遅し。一分後には、お湯に少し色がついたかなという液体が出来上がりました。味はただのお湯。香りは紅茶どころかカルキ臭。8杯も飲んでお腹もいっぱいですが、もっといけるのではと思っていた以上、残念な結果となりました。
というわけで、「ティーバッグは何回までティーバッグなのか?」実験結果は8回まで。
(木南広明)