
面白いのは、その立体ピースが、いろいろな食べ物をモチーフにして作られているところだ。
グラスパズルは一見、どれも簡単そうなのだが、実はかなり難しい。私は難易度4の「おもろこし」(とうもろこし)に挑戦しているのだが、今のところ、何度やってもうまく詰めることができないでいる。たった14ピースしかないのに、すごーく複雑なのだ。頭がこんがらがって、できない! といつも諦めてしまう。でも一方で、なぜかクセになってしまい、気がつけば手が動いていたりする。
このグラスパズル、私は最近まで知らなかったのだが、実は22年も前から存在していたようで、当時は東洋ガラスという大手メーカーから販売されていた。それを、アナログ感覚を楽しめるパズルやゲームなどを多く販売している会社、ビバリーが復刻したのが4年前。グラスパズルの設計は、世界的に有名なパズル作家、芦ヶ原伸行さんが監修している。難しいのも当り前? ちなみに、今でもグラスパズルの“グラス”は東洋ガラス製だとか。
さて、種類豊富なグラスパズルだが、一体どれが一番人気なのか。
どうしても解答が知りたいという人には、解答書を希望すれば、請求できる仕組みになっている。しかし、意外に請求してくる人は少なく、2ヵ月に1人の割合だとか。私なんて、もう何度、請求しようと思ったことか! まだなんとか頑張っているけれど……。
パソコンのゲームが主流の昨今だけど、たまにはアナログなグラスパズルで頭を鍛えてみるのも良いのでは。 集中力もかなり補えるはず! あなたならどれにトライする? (田辺 香)