
納豆のたれといえば、付属の小さなパック入りを使うのが一般的。
さて、気になる味だが、基本は醤油ベース。それに鰹のだしがよく効いている。付属のたれに比べると、少しサラサラしていて美味しい。量の調節がお好み次第なので、私のように付属のたれだと、「少し足りないかも」なんて思っている人にもぴったりだ。
販売元である保谷納豆の担当者に、あえて「たれ」を別売りした理由を訊いてみると、
「実は、納豆以外にもいろいろ使えるたれなんですよ」
納豆のほかにも冷奴、茶碗蒸し、おひたし、それに麺つゆとしても使えるそうで、意外と何にでも合うとのこと。確かに醤油をベースにしているので、和食とは相性が良さそうだ。
ちなみに、私もいくつか試してみたが、オススメは焼きうどん。鰹のだしのおかげで、普通の醤油を使うよりグッと風味豊かになる。しっかりした味なので、あまり入れすぎないのがポイントだ。
同商品は、保谷納豆のプライベートブランドとして、すでに10年ほど前から販売している定番商品。
保谷納豆では、ほかにも「ふりかけ納豆」や「干納豆」、さらに納豆パウダー「ナットウコナーコ」など、なんだか気になる納豆関連品が豊富に揃っているので、納豆好きなら要チェックだ。
納豆はもちろん、意外に用途が幅広い「納豆のたれ」。あるとちょっと嬉しいこの調味料、ご家庭の台所に一本いかがですか?
(古屋江美子)