多肉植物“グラパラリーフ”を食べてみた
グラパラリーフは、首都圏の大手デパートやスーパー、通販で購入できます。納豆、ヨーグルト、発酵食品とは相性がいい!?
グラパラリーフって知っていますか?
一見アロエかサボテンのような、中南米原産の多肉植物です。日本ではまだ馴染みがないですが、世界中で野菜として食べられているんだそうです。
最近では千葉県で栽培されるようになり、これからブームになりそうな予感!

そんなグラパラリーフを先日某デパートの地下野菜売り場で発見。長さ5センチほどの薄緑色の葉が袋詰めになって一袋300円で販売されていました。

生のまま食べられて“噛むと青リンゴのような食感と酸味がする”らしいのですが。そのお味やいかに?
確かに、パリッ、シャキッと食感がすごくいい。でもメチャクチャ酸っぱい!!
この酸っぱさはレモン並み。な、何だこれは。青リンゴじゃないだろ〜。食べ慣れていないだけかもしれませんが、正直いってあんまり美味しくないです……。

そのままパリパリ食べてもいいのですが、料理にも幅広く使えるというので、その日の夕食のおかずにプラスしてみることに。
まずはレタスと鳥のササミのサラダに混ぜてみました。彩りもいいし、見た目もとってもお洒落です。しかし……あ、あわない。
特にササミとマヨネーズのドレッシングには。グラパラの酸味が強すぎて調和をブチ壊し、ただもう酸っぱいだけのサラダに。

シンプルな味付けのほうがいいのかな? グラパラを細かく刻んだものに醤油をかけてご飯の上にのっけてみました。緑がキレイなグラパラごはん。酸っぱいから漬け物感覚でいけるかな? なんて期待してみたけれど全然ダメ。醤油にもあわない!

半ばやけくそになり、納豆とあえてみる。おっ、これは意外に悪くない。シャキシャキした食感がアクセントになっているし、酸味もそれほどきつく感じない。でもほんのりフルーティーな風味の納豆になったけど。
最後はヨーグルトに混ぜてデザート感覚で。蜂蜜で甘みもプラス。あ、これもいける。
ヨーグルトのような酸味の強いもの同士なら、相性がよいのかもしれませんね。

ネットで調べてみると、グラパラリーフを使ったパスタやおにぎりのレシピが紹介されていましたが、これはどんな味なんでしょう。
食べ方がまだまだちょっと微妙なグラパラリーフですが、実は食べるサプリメントといわれるほど栄養価が高いのです。特にマグネシウムとカルシウムが豊富で、青汁の原料であるケール並みの含有量だとか。確かに青汁よりは飲みやすそう。ジュースにして飲むのが一番いいかもしれませんね。
(いなっち)
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