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厳島神社は「わざと壊れやすくしてる」って本当?

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修学旅行などで、一度は行ったことも多い厳島神社。先人の知恵に守られているようです。

世界遺産登録から10年を迎えた、広島の厳島神社。12月初旬には記念イベントも行われ、話題を集めていたが、これまで気になっていたのは、ときどき見かける「台風の影響で厳島神社が一部崩壊」といったニュースである。

「世界遺産なのに、ちょくちょく壊れちゃっていいのかねえ」などと言うと、広島出身の友人は淡々とこう答えた。
「いいんですよ。そういうふうにつくられてるんですから(キッパリ)」
最初は彼女のネタだと思ったのだが、それを別の友人に話したところ「そうらしいよねえ」なんて、これまた平然と言うではないか。
「厳島神社はわざと壊れやすくしてる」は、もしかして常識なの? それ、本当なの?
厳島神社に直接問い合わせてみた。

「ああ……どうしても台風のとき、回廊より上に雨がきちゃったり、風や波によって壊されるんだけど、それはまあ、先人の知恵というかなんというか」
対応してくれた男性は、いきなりほぼ「事実」として話をしてくれた。マジですか!?
「水の圧力は強いので、どうしても防ぎようがないんですよ。だから、崩れないようにと、全部を釘でガチガチにしてしまったら、水で浮き上がる力によって、全体がモロにバラバラに崩れちゃうんじゃないですか」
つまり、全部が一気に崩壊するのを防ぐため、また、本体の「骨組み」のところを守るために、あえてガチガチにかためずに、水に浸かったところの部分部分だけを「犠牲」としているということらしい。
「実際に、壊れることが多いのは、断然、水が上がる床の部分ですね。屋根や柱などの上のほうは、だいたい少々の風では大丈夫なんですよ」

こうして、雨や風の影響を「部分」で受けることで、本体を守り続け、少しずつ壊れては、また改修されていく厳島神社。
友人のネタでも都市伝説でも何でもなく、先人の知恵からきた「壊れやすいつくり」ということでした。
(田幸和歌子)

2006年12月25日 00時00分

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