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「漢字“変漢ミス”コンテスト」主催側の真意とは?

2007年1月17日 00時00分

エントリー作品をまとめた書籍『漢検 学べる変換ミス2』(日本漢字検定能力協会)も発売中!

昨年末、気になったニュースに「漢字“変漢ミス”コンテスト」なるものがある。ウェブ上やメールなどでのおかしな変換ミスを競うというコンテスト。ご存知の方も多いかもしれない。知らない方のために、昨年の受賞作品の一部をご紹介。

【正】「ラフにハマってしまって」
【誤】「裸婦にハマってしまって」
(ゴルフに行った時のスコアを友人に報告しようとしたときのこと。大爆笑された)

【正】「もうそうするしか方法がなかった」
【誤】「妄想するしか方法がなかった」
(手立てがなかったのだが、妄想することはなかった)

などなど、正しい表記と間違い表記にプラス、エピソードも記されており、誤変換に一層の味わいが添えられている。日常で誰しも使ったことがあるような文章が、コンピュータが気を利かせたはずの変換により、奇妙極まりない様相を呈す。それこそ妄想が膨らみそうな……。そして稀に誤変換が入力者の真意を伝えている場合も。

【正】「それは会社の方針とのこと、正しいようです」
【誤】「それは会社の方針とのこと、但し異様です」
(先方との会議記録。内容に一部納得がいかない部分があったが、役員に確認し、問題ないことをメールしたところ、私の気分にあった誤変換になってしまいました)

こんなユニークなコンテスト、一体どこが主催しているのかと調べてみると、なんと日本漢字能力検定協会! 正しい漢字を伝えることを旨とする協会が、なぜ間違いを楽しむ催しを? 同協会広報センターの馬場大輔さんにその真意を伺った。
「当然ミスのおもしろさが評価の基準にはなります。でも決して、変換の間違いを笑うことがコンテストの最終目的ではないんです。ネットやメールで文章を書くことが多くなると、どうしても漢字を忘れてしまいがちですよね。そうすると、パソコンで漢字が変換されても、どの字にしていいのかわからなくなってしまうこともある。そこで、正しい漢字を使うことの重要性を訴えたいという思いから始まったコンテストなんです。
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