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カップめん「3分待てない」人たちの主張に迫る

お湯入れた直後、1分後、2分30秒後、3分後の4種を食べ比べ。出来上がった直後から食べ比べ開始なので、写真はお湯を入れる前のイメージです。悪しからず。

カップめんの「お湯を注いで3分待ちましょう」についてのこだわりは、人それぞれ。
自分などは、「3分」とある場合、「ベストは、ちょっとかための2分半」と信じているのだが、これは実は全然特殊じゃないらしい。

以前、飲みの席でカップめんのお湯の時間が話題になったとき、「正確に3分待つ」という人はむしろ少数派で、それどころか、説明を忠実に守っているだけなのに、「保守的」「神経質」といった不当な扱いまで受けていたのである。
そのとき、いちばん多かったのは、私と同じく「2分半」。
でも、「2分半でも少しやわらかすぎだから、1分がちょうどいい」という人、さらに「待てやしねえ。お湯入れて、即、食べますよ!」なんて豪語する女性までいた。
メーカーとしては、当然、書いてある時間通りに待った状態を、いちばん美味しくなるように作っているだろうに、多くの人が、オリジナルルールを用いているようなのである。
では、それぞれのこだわりの時間と、その味は、本当のところ、どうなのか。

カップめんの定番中の定番、「日清カップヌードル」を4個用いて、「お湯入れた直後」「1分」「2分半」「3分」の4段階を食べ比べてみた。
一人で食べきるのはさすがにキツイので、ダンナの協力も得た。

カップヌードル4個を開封し、熱々のお湯を用意。タイマーで3分をセットし、まず1個目にお湯を入れ、30秒後に2個目を、その1分30秒後に3個目を、3分の5秒前に4個目を……と、お湯を入れる時間をズラして、4個同時に出来上がるようにした。
微妙な時間の違いを味わうのが肝なので、1秒も無駄にしないよう、急いで4種をとっかえひっかえ、食べるという方法である。

まず「お湯入れた直後」版。かたまってて、箸でうまくつかめない……。ほぐしながら、ようやく一口。カタイッ! ムリッ!
気を取り直して、「1分後」版。これは、肉などの具がボソボソしてるわりに、麺は意外にちょっとかため程度のアルデンテ(?)で、悪くない食感である。
続いて、2分半後版。しっかり美味しい。私にとっては、いつもの味です。

で、3分後版。2分半後とあまりかわりなく、美味しい。当たり前だけど。

一緒に食べていたダンナも「直後はダメだけど、1分からはどれもイケるかも。『1分』のやつは、博多ラーメンとかでいう『バリカタ』にもちょっと近いから、モノによってはよりうまく食べられるかも」と言っていた。ただし、4種を食べ比べるうち、当然どれもふやけてきて、ほとんど変わらない状態に……。
おまけに、次々器を変えて食べることで、錯覚をおこすのか、どれを食べても同じ味であることに、「どうせなら、1個ぐらい、カレー味かシーフード味でも混ぜてくれればよかったのに」と、趣旨まで違ってきている。

でも、進み具合に関しては、「直後」「1分後」の2種がよく売れ、正しく作ったもののほうが、なんとなく後まで残るという結果になった。
たぶん2人で4個食べるペースだから、通常よりのびてしまい、「かためスタートのほうが美味い」ということになったのだろう。
個人的には、「かためで始まり、普通で終わる」という、成長の過程と進化を全部味わえる「お湯入れて1分」の新鮮な味が、意外性からヒットだった。

では、お湯を切ってしまうため、「ふやける過程」のないカップやきそばの場合はどうなのか。いつか調べてみたいと思う。
(田幸和歌子)

2007年1月20日 00時00分

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