「ケロロ軍曹★吉崎観音展」に行ってきたであります!
(上)会場にはでっかいパネルやフィギュアも!<br>(中)ケロロショップには展覧会限定ものを含むキャラクターグッズが充実。<br>(下)「ケロロ軍曹★吉崎観音展」はパルコミュージアム(渋谷パルコ パート3 / 7F)にて2月18日(日)まで開催。<br><br>(C)吉崎観音 / 角川書店<br>(C)吉崎観音 / 角川書店・サンライズ・テレビ東京・NAS<br>(C)2007 吉崎観音 / 角川書店、角川ヘラルド映画、サンライズ、テレビ東京、NAS
子どもから大人まで幅広い層に大人気の「ケロロ軍曹」。
そんなケロロ軍曹の劇場版第2弾、超劇場版ケロロ軍曹2『深海のプリンセスであります!』の3月公開を記念して、渋谷のPARCO MUSEUM(パルコミュージアム)で今、展覧会が開催中。


ということで、さっそく「ケロロ軍曹★吉崎観音展」の初日(2月2日)に行ってきたのであります!
まだ平日の午前中ということもあって、子どもたちの姿は見えなかったが、期待通り?! 電車男のようなアキバ系の男子や、ケロロたちのパネルと一緒に嬉しそうに写真を撮るカップルの姿が。

会場には、キャラクター紹介や、ケロロ軍曹、タママ二等兵、ギロロ伍長たちらのフィギュア、吉崎先生の原画などに加え、冬樹のオカルトクラブ研究発表や、ジャンピング・ケロロゲームなどのコーナーもあり、子どもたちもかなり楽しめそう。

また、吉崎先生のお部屋を再現したルームも必見。フィギュアがいっぱい! な貴重なコレクションが紹介されているので、ファンにはたまらないことだろう。ちなみに先生の愛猫の名前はマックだが、愛用しているパソコンもマック(Mac)のようだ(別に関係ないか)。

もちろん映画のパネルやあらすじ紹介もある。
映画は観てからのお楽しみだが、どうやら海を舞台にしたでかいスケールの物語らしく、劇場版のみのオリジナルキャラクターも出てくるので要注目だ。主題歌が渡辺美里というのも気になる。さらに、ケロロ軍曹の子ども時代のキャラクター“ちびケロ”を主人公にした短編も同時上映されるが、こちらの主題歌を歌うのはお笑いコンビのハリセンボン。楽しみであります。

そして昨年から「ケロロ軍曹」のテレビアニメが香港、韓国、台湾、フランス、中国、イタリアなど、世界各国で放送されていることからもその人気ぶりはうかがえるが、会場ではスペイン語、イタリア語、フランス語、韓国語の吹き替え版を見られるコーナーが設けてあった。ヘッドフォンで声が聴けるようになっているので、試しに全部聴いてみたのだが、これがまた面白い!

例えば、イタリア語版では「チャオ、フユキ」「チャオ、ニシザワ」と声をかけあっていたり、フランス語版では「エクスキュゼモア タママ!」とか叫んでいたり。
当たり前だけど、なんだかいちいち新鮮なのだ。スペイン語は聞き取れなかったが、なかなか合っているな、でも、やっぱり一番しっくりくるのは韓国語かな? などと、大人げなくヘッドフォンを占領して、聴きいってしまったのであります……。

さて、展示のほかに、展覧会のお楽しみのひとつといえば、キャラクターグッズの販売。ご心配なく、かなり充実の品揃えであります。さらに、吉崎先生が展覧会のために描きおろしたというケロロ軍曹のイラストが展示してあるのだが、それと同じイラストがポスターとして販売されているほか、パルコミュージアム限定のTシャツも良い感じであります。

「ケロロ軍曹」初心者の私でさえ、展覧会を見終わる頃にはすっかり「〜であります」が頭から離れなくなってる。
というか、まねしたくなっているだけ……?! とにかく、「ケロロ軍曹」の世界が満載な展覧会は、映画を観る前の予習にも最適。渋谷のパルコミュージアムでは今月18日までの開催なので、さあみなさん、急ぐであります!!
(田辺 香)

「ケロロ軍曹★吉崎観音展」*「PARCO MUSEUM」HP内