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田辺聖子の創作の秘密に迫る!?

NHKの朝ドラ『芋たこなんきん』でも話題の、浪花のサガンこと田辺聖子氏。あのドラマはエッセイなどを元に、彼女自身の半生をドラマ化したものだというのはご存知でした? ところで、2日〜15日まで大阪・心斎橋そごうで愛用の品などを展示した珍しい展覧会『まいにち薔薇いろ 田辺聖子の世界展』が開かれるというので行ってまいりました。
地元大阪ということもあってか、サイン会場はすでにファンが詰め掛けておりすごい熱気! 今さらながらお聖さん人気のスゴさを再確認した次第です。ちなみに、これまでに刊行された著作はなんと250冊を超えるとか(!)。

展示は著作物や自筆原稿はもちろんのこと、高女時代に友人と編集したお手製の雑誌『少女草(をとめぐさ)』、中原淳一編集の雑誌をはじめとする愛読書、愛用のステッキや香水、帽子、バッグ、アンティークドールのコレクションなどなど。昭和52年に田辺家の“養子”として迎えられたという特大スヌーピーの「スヌー」も会場内に鎮座しており、圧倒的な存在感を放っておりました。
さらに、おそらく彼女にしか着こなせないであろう独特なセンスのオーダーメイドのドレス、ファンだったという鴨井羊子の油彩などもあり文筆家としてだけでなく彼女の愛するモノたちが一堂に並べられ、その独自の世界観が多面的にわかる仕掛け。

映画化された『ジョゼと虎と魚たち』で、池脇千鶴ちゃんが着ていたジャージや手袋、妻夫木クンが着ていたスタジャンなども展示されており、これ私も大好きな映画だったので感激でした〜。余談ですが、この『ジョゼと虎と魚たち』って、原作と映画ではラストが違うって知ってました? 韓国ではこの映画をきっかけに女子の間で妻夫木クンがブームになり、インターネットの掲示板では原作と映画どちらのラストを支持するかで論争が巻き起こったとか。

それにしても、田辺聖子さんのお部屋にお呼ばれしてお邪魔しているような……といったらいいのでしょうか? そんな感じのドリーミーな空間ができあがっておりました。文学界きっての永遠の乙女の秘密がわかったような気がします……やっぱりきれいなもの、可愛いもの、好きなものに囲まれて暮らすことがいくつになっても創作の原動力なんですね。
先日完結したばかりの全集(全24巻+別巻1)はすでに購入済という熱狂的ファンはもちろん、最近ファンになったというお聖ワールド初心者にもぜひ見て欲しい展覧会です。
(野崎 泉)

田辺聖子の世界展 心ときめく作品と愛蔵の小物たち

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2007年1月3日のコネタ記事

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