◆ラグビー・NTTリーグワン▽プレーオフトーナメント決勝 神戸―東京ベイ(7日、MUFG国立)

 NTTリーグワンのプレーオフ(PO)決勝は、レギュラーシーズン(RS)1位の神戸が、同3位の東京ベイを22―13で下し、リーグワン初優勝。トップリーグ時代を通じて7季ぶりの頂点に立った。

 東京ベイはあと一歩が遠かった。5万人超の大観衆が集まったMUFG国立で、2季連続の準優勝。試合後、暗い表情で会見場に現れたマキシ・ファウルア主将は「悔しい気持ち。あまり言葉が見つけられない」と、ため息交じりに回顧。フラン・ルディケ・ヘッドコーチも「言い訳はない。メンバーに入った選手たちがしっかり戦ってくれた。またここから学んで、戻ってきたい」と、唇をかんだ。

 先制は東京ベイ。前半16分、今季限りでの引退を表明しているSOバーナード・フォーリーが敵陣22メートル内中央からPGを決めて3―0。その後も互いに点を取り合い、前半を13―13で折り返した。

 しかし、後半は敵陣ゴールライン前まで攻め込むも、ミスが重なり無得点。神戸SO李承信・共同主将に3本のPGを与え、すべてを決められて13―22で終戦した。

マキシ主将は「後半、規律の部分を自分たちでプレッシャーをかけた。そこが課題」と、振り返った。

 昨季と同じ準優勝でシーズン終了。負傷者が多かったシーズンだったが、選手層の厚さを見せた。RSでは主力の日本代表SH藤原忍や谷口和洋らが負傷、3年ぶりの公式戦出場となった岡田一平が完璧な活躍で穴を埋めた。PO準決勝でも、南アフリカ代表の世界的フッカー、マルコム・マークスが負傷して離脱したが、日本代表のフッカー・江良颯がスタートから入り、カバーした。フランHCは「若手選手、メンバーに入った選手たちがしっかりステップアップしてくれた」と、一年を振り返り、「岡田一平選手も長いこと試合に出ていないなかで、ここ4試合しっかり仕事をしてくれた。江良選手だったり、紙森選手、為房選手の若手選手もよくやってくれた。今日の試合も(メンバーに)後悔はないし、ケガ人はコントロールできない」と、戦いきった戦士たちをねぎらった。(今井 隆太郎)

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