50代で独身、と聞いて「珍しい」と思う人はもう少ないかもしれません。生涯未婚率は男性で約3割。
結婚は“するのが当たり前”ではなくなって、それぞれのペースで生きていける時代になりました。
ただ、ふと「やっぱり、いつかは」と思って婚活の場に足を踏み入れたとき、ちょっとした戸惑いを感じる男性も多いようで……。なかなか人生、思い通りにはいかないものです。

「一生結婚できないだろうな」と感じてしまう50代男性の特徴。...の画像はこちら >>
今回ご紹介するのは、過去に大きな反響を呼んだ人気コラムの中から、みずえちゃんによる一本。数えきれないほどの男性客を見てきた書き手が指摘する、「この人は一生結婚できないだろうな」と感じてしまう50代男性の特徴とは?

記事の後半では、「結婚できない男」と「結婚しない男」を分けるものについて、少しだけ考えてみました。

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 大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。6月になりましたね。今月はなんと祝日が1日もありません。ストイックな1か月になりそうです。帰宅後の晩酌はよしておこうと思います。

「一生結婚できないだろうな」と感じてしまう50代男性の特徴。「結婚できない男」と「結婚しない男」を分けるもの
仕事終わりの晩酌が好きすぎる筆者(みずえちゃん)
 その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。

「結婚できない男」と「結婚しない男」の差


 ドラマ「結婚できない男」が放送されたのは、2006年のこと。偏屈で皮肉屋、それでいてどこか可愛らしく、ほっとけない主人公・桑野信介を演じたのは俳優の阿部寛さんでしたね。
2019年に放送された続編も含め、とても大好きなドラマのひとつです。

 当時は結婚できない男性をおもしろおかしく描いても大丈夫な空気だったんだ、とドラマを見返しながら新鮮な驚きを得たりもしています。「未婚の中年」は、いまや恋愛弱者、手遅れ扱いで、とても笑ってみていられる対象ではなさそうです。

 もちろん「未婚の中年」とひとくくりにはできません。結婚できない人と、あえて結婚しない人では大きな差があります。

 ただ、ホステスとして日々多くの男性に接し、お酌をさせていただく中で、あきらかに「この人は“結婚できない男”だ」と感じてしまうことはあります。

 今回は「この人は一生結婚できないだろうな」と感じてしまう50代男性の特徴について解説します。
 

あえて結婚しない自由気ままな独身貴族

 
 当然ですが結婚だけが幸せではありませんし、全人類が目指すべきゴールなんかでもありません。私自身、4年前に離婚したきり、現在はシングルライフを謳歌しています。家庭という後ろ盾がないのはなかなか心細いものですが。

 私のように、あえて婚活にはノータッチな男女というのは、そもそも結婚への優先度が低い。他者との関係構築以上に熱中できるものを持っています。例えとしてはあまりにもありがちですが、お仕事や趣味など。


 趣味にお給料のほとんどを投入できるのは独身ならではです。カルビか上カルビなら迷わず上カルビを選びますし、並のうな重か特上のうな重なら迷わずに特上を選びます。ただ、私の場合ですが、子育てにまい進している同級生たちに対して後ろめたさを感じないわけではありません。ちゃんと後ろめたさを感じながら遊んでいます。

 また、独身のまま年齢を重ねてしまうと、その生活習慣が確立されすぎてしまい、他者との共同生活に適応するのが難しくなってしまうかもしれませんね。居住空間にこだわって、それなりにお金もかけている方だとなおのこと、自身のテリトリーに他者を受け入れるのが困難でしょう。

 このように、他者との関係構築以上に優先したいことがある人々はあえて結婚しないことを選択しています。

結婚できない男性とは

 
「一生結婚できないだろうな」と感じてしまう50代男性の特徴。「結婚できない男」と「結婚しない男」を分けるもの
大阪・北新地などのキャバクラを経て、現在は銀座のクラブにホステスとして勤めている
 では、「結婚できない男性」とはどういった方々か。まず真っ先に思い浮かぶのが収入が年齢には不相応、つまり極端に低い男性です。男女平等とはいえ、まだまだ男性=家族を支えていくもの、と考えている人は多い。そのため、収入が不安定な男性は婚活市場では不利な立場になってしまいます。

 ところが、それなりに収入があっても結婚できない男性がいます。詳しく解説します。


・20代女性と同じ目線で恋愛しようとしている

 未婚であり、かつ結婚願望がある独身男性の中でも、ご自身の加齢と正しく向き合えていない男性は非常にマズい。特に、20代と同じ目線で恋愛しようとしている50代は。

 例えば「恋愛に年齢差は関係ないさ」と胸を張り、30歳以上年下の女性に対して堂々と発情している50代男性は、おそらく一生結婚できません。

 大人が若者から一目置かれるには、経済力の差を見せつけるのが1番手っ取り早い。しかし、20代と同じ目線で恋愛しようとしている男性ほどなぜかその辺を軽視し、彼女の誕生日に3000円前後のジルスチュアートのハンドクリームなんかをプレゼントしたりしてしまいます。それも50ml、1万5,000円の美容液を買っているような女の子にですよ。

 一方で、20代の女の子と恋愛できている50代男性というのは、若い女性との恋愛はお買い物であると割り切っています。

・妥協はしないが己のスペック上げはとことんサボる

 太っているなら痩せる、年齢肌にはケアをする、体臭・口臭が気になるなら予防や対策をするなど、ルックスを“人並”に整えることは誰にだってできます。ところが、それらをとことんサボる男性に限って妥協することを知らず、「細身の小芝風花ちゃん似の20代」にターゲットを絞るなどの高望みをします。

 それどころか、そのような高望みを高望みであると認識すらできていません。ありのままの50代男性を愛してくれる、健気で少し可愛くて(小芝風花ちゃん似)Gカップの20代女性とランチしたり、ゆくゆくは同棲などしたいという高望みを、全く高望みであると認識しておらず「ささやかな希望」程度に位置づけ、運命の出会いによる一発逆転を狙っています。

 しかしそのような奇跡は起こりません。
あなたが出会ったのは運命の相手ではなく、詐欺師か新興宗教やマルチの勧誘か、「頂き女子」だと思っておいた方がいいでしょう。

・年下の女性に対して「妥協してあげている」というスタンスで接する

 20代の女性は50代男性の恋愛対象としてはあまりにも若すぎる、というところまではわかっているのに、なぜか30代のおばさんには勝機を見出してしまっているおじさんは少なくありません。

 中には「だからお前くらいが丁度いい」と、妥協してあげたヅラで迫ってくる中年も。すみませんが、50代と36歳(私)じゃ干支1周以上離れていますし、並んで歩いたらギリギリ親子です。

収入があるなら収入で勝負しよう


 年齢差や容姿の優劣の差は財力で埋めてしまうのが最も手っ取り早いでしょう。収入があるならとことん収入で勝負しませんか。

「女性は年齢を重ねるごとに価値を失う」なんてことはどうせおじさんたちが言い出したことなのでしょうけれど、性的な魅力を価値とするなら、おじさんだって年齢を重ねるごとに価値を失っています。

 年齢を重ねるごとに増すものがあるとしたら、それは主に収入です。

 50歳過ぎても駅から徒歩20分の家賃6万円の外階段ボロアパート住まい、ゆでたパスタに塩振って食ってるおっさんはもっとちゃんと絶望しましょう。

正しく妥協しましょう

 
 今回は「この人は一生結婚できないだろうな」と感じてしまう50代男性の特徴について解説しました。結婚をしなくても幸せな男女はいますし、独身=負け組と決めつけるのもよくありません。

 でも、結婚したくてできていないのなら話は別。もし「高収入」という最強カードを持っているならとことん駆使するべきです。

 50歳過ぎても給料据え置き、中小零細勤めの家賃6万円(ユニットバス)住まいは、同じような女性とペアになると良いと思います。
頑張ってください。

<文/みずえちゃん>

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■「できない」と「しない」を分けるもの

「一生結婚できないだろうな」と感じてしまう50代男性の特徴。「結婚できない男」と「結婚しない男」を分けるもの
※写真はイメージです(画像生成にAIを利用しています)
読み終えてみると、みずえちゃんが挙げているのは年収やルックスの話ではなく、もっと手前の、自分の現在地とどう付き合うか、という話なのかもしれません。

20代と同じ土俵で勝負しようとしてしまう、自分磨きはちょっと面倒なのに条件だけは譲れない、年下女性に「選んであげる」みたいな顔をついしてしまう……どれも、加齢という事実から目をそらしたくなる気持ちと、たぶん地続きです。誰だって、年を取るのは少し怖いですし。

ただ、年齢に応じた立ち位置をすっと引き受けて、自分の持っているカードを素直に切れる人は、50代になっても恋愛や結婚の選択肢を、ちゃんと残しているようにも見えます。

「結婚できない男」と「結婚しない男」を分けるのは、年収でも顔でもなく、自分を少し離れたところから眺められる冷静さなのかもしれません。祝日のない6月、仕事帰りにちょっと考えてみるには、ちょうどいいテーマかもしれませんね。

「一生結婚できないだろうな」と感じてしまう50代男性の特徴。「結婚できない男」と「結婚しない男」を分けるもの
※写真はイメージです(画像生成にAIを利用しています)
<再構成/日刊SPA!編集部>

【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989
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