◆ラグビー・NTTリーグワン▽プレーオフトーナメント決勝 神戸―東京ベイ(7日、MUFG国立)

 神戸が東京ベイを22―13で破り、リーグワン初優勝。トップリーグ(TL)を通じて7季ぶりとなる栄冠に輝き、40歳のプロップ山下裕史は「嬉しいですよ。

(試合後の)ビールがおいしかった。これからも、飲みますけど」と、目尻を下げた。

 リーグワン創設5季目、レギュラーシーズンを1位で通過し、初の決勝も勝ちきった。TL時代は優勝2回。日本選手権は歴代最多10度の優勝を誇る古豪が、復活の狼煙を上げた。そして今年は、クラブのOBで神戸製鋼の元GM、平尾誠二さんが亡くなって10年の年でもある。山下は「後押ししてくれたのかなと。僕個人としては、いい報告ができるかな」と語り「上の方で見て、笑ってそうですね。カッカッカッて、独特な笑い方で」と思いを込めた。

 神戸製鋼への入団を決める際、チーム関係者との食事の席に、当時総監督の「ミスターラグビー」が同席。山下は「『うわっ、平尾誠二や』と思いました」と振り返る。「(神戸入りを)決めたやろ?」と聞かれ「はい!来週から、練習行きます」と即答。

2008年度入団の40歳は「かっこよかったですね。本当に。ジーパンと、白いカッターシャツで。いつも汗だくなんですけど。時々、スウェットの上下で来るんですけど。パジャマみたいで」と、懐かしそうに思い出を明かした。

 入団18年、今季はリーグ史上初の通算200キャップも獲得。自身の来季以降について、山下は「また帰って、GM等々としゃべって決めたい」と語った。「もう、やめるかもしれないです。優勝したんで」と豪快に笑いながらも「この年で優勝したので。それはそれで、考えたいと思います」と、胸中を語った。

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