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「メーラーデーモン」さんは、一体何をいっているのか

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「メーラーデーモン」さんの正体に、少しは近づくこと、できたのでしょうか。

「MAILER-DAEMON」。
誰もが一度は、この送り主の名、「メーラーデーモン」さんからのメールを受け取ったことがあると思う。送り先のスペルを間違えた程度で、小難しい英語のメールを送ってくる外国人らしき存在。

一体何者なのか? さっそく、メーラーデーモンさん(以降デーモンさん)に、「あなたは何者なのですか?」と、メールを送って聞いてみた。ところが……。
「failure delivery」
いつもの返事が、1秒後に来た。取材には応じてくれなかった。

どこのデーモンさんに問い合わせても、やはり同じ返事が来るか、無視されるばかり。そこで、インターネットに詳しい、エキサイトの人物に話を聞いてみた。
まず、デーモンとは何者なんだろうか?

「“MAILER-DAEMON”は、送ったメールに不備がないかチェックしている存在です。名前はギリシャ神話の『ダイモン』という“神々と人間の間にいる神”に由来します。これが“メールを送った人と送られる人の間にいる存在”という意味に転じたようです」

デーモンなのに、悪魔ではなく神らしい。「閣下」ではなかった。
辞書で引くと「悪魔」の意味もあるけれど、「守護神」ともある。ちなみに通常「悪魔」の意味を表す「デーモン」のスペルは「DEMON」。

ところで、デーモンさんの使う言語は基本的に英語だけど、どうして日本にいるのに英語ばかりなのか? 日本語で伝えてくれないのか。
「世の中のシステムは、基本的に英語で開発・構築されています。英語以外、例えば日本語だと、文字化けする可能性があります。そういった不都合を防ぐために英語を使っているんです」

日本語もしゃべれるのに、あえて英語を使っているデーモンさん。英語メールが、実は気遣いからきているものだったとは……。さすが、守護神。
でも英語をしゃべれないのが日本人。英語が分からなくても、デーモンさんが言っていることを理解できないんだろうか。
「宛先のアドレスが書いてあるところの、すぐ下の2〜3行を読んでもらえたらいいと思います。例えば“unknown”や“no mail box”は“メアド間違い”、“host name”や“domain”は“@のあとが間違っている”、“over”は“メールのサイズが大きすぎる”や“メールボックスが一杯”です」

神という立場で、僕たちのメールのやりとりを見守っているデーモンさん。
最後に、神であるデーモンさんと、なんとか“交信”できないものなのか、聞いてみた。
「“MAILER-DAEMON”は、送信しかできないアドレスなんです。普通のアドレスは受信できるものなんですが、“MAILER-DAEMON”は通常、受信できないように設定してあります。それでメールが返ってきたり、無視の状態になるんです」

ガードが固いデーモンさん。
有名人ゆえの対処法なのかもしれない。
(イチカワ)
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2007年6月6日 00時00分

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