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2倍サイズ「ペヤング超大盛」は誰のため?

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麺が2つ、きっちり几帳面に横並び。迫力と可愛らしさとのせめぎあいです。

通常の2倍サイズの横幅を誇る「ペヤング超大盛やきそば」をご存知だろうか。

箱をあけてみると、レギュラーサイズの麺が、横に2つ堂々たる態度で並んでいる。
まるでカップルシートみたいだ。
昨年、ダウンタウンの番組『リンカーン』のスペシャル企画として、「巨大ペヤング」なる罰当たり(?)な企画があったが、もしかしてその影響で? と思い、調べてみると、これは平成16年8月に発売されたもののよう。

製造元のまるか食品株式会社に、きっかけを聞くと、
「食の多様化の中で、レギュラーの2倍サイズのやきそばというのも、話題性があって、面白いのではと思ったんです」
と広報担当者は言う。
番組に関係なく、売り上げは年々、順調に伸びているのだそうだ。

それにしても、このカロリーたるや、1099キロカロリーと、尋常でない!
いったい誰が、いつ食べるものなのか。
「若い人は、もともとレギュラーサイズ1個におにぎりを添えたりすることも多いようですので、カロリーを気にするぐらいなら、最初から食べないと思いますよ」
カップやきそばを食べる際にカロリーを気にするなんて、やっぱり無粋なのか。
確かに、自分なんかも、カップ麺で「ヘルシー」「低カロリー」をうたうものには、「そういうことじゃないんだよなー」と思うこと、しばしば。開き直ると、美味さが違うんです。

ところで、この「超大盛」、若い人などはペロリと平らげるというが、他にも、こんな楽しみ方があるそうだ。
「レギュラーサイズですと、1個140〜150円で売られているのに対し、この『超大盛』は倍の大きさで198円とかで売られるケースが多いので、断然オトクです。そこで、カップルで分けて食べたり、お母さんが買って、子どもたちにとり分けてあげることも多いようですよ」
お恥ずかしながら、自分は無類のやきそば好きなのだが、それは幼少時、大皿に盛ったやきそばを、ごはんの「おかず」として、家族みんなでシェアして食べたことによる、「もうちょっと食べたかったな」感が、いまだに根強く残っているせいだと思う(※悲しいエピソードではありません)。

久しぶりに、今度はダンナとシェアして、ついでにお茶漬けも添えて食べてみた。
「超大盛」を2人で食べると、結局、レギュラーサイズを一人で食べてるのと同じ量なのに、「もうちょっと食べたかったな」感がふつふつと湧いてくるのが、不思議だ。美味い。
ところで、2倍サイズのカップ麺は他社からも出ているが、ペヤングが独特なのは、麺の置き方にある。
「通常はタテに二段重ねしてるのが多いですが、ペヤングは麺を横に並べてるんですよ。これは、視覚的にたっぷりに見える効果と、お湯で戻してまぜやすくするためです」
「さらに大きいサイズを」という要望もありそうだけど?
「それは、製造工程上の問題や、容器関係の問題でなかなか……」

2個分を一人でガッツリいくか、家族やカップルでシェアするか。楽しみ方は違えど、ペヤング「超大盛」は、私のためでもあり、アナタのためのものなのでした。
(田幸和歌子)

2007年6月22日 00時00分

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