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レンジでカップ焼きそばのスゴイ発想とは?

右が従来のお湯を注いで作るタイプの「日清焼そばU.F.O.」で、左が新登場の、レンジでつくる「日清焼そばU.F.O. NEXT GENERATION ミックス焼そば」。CMでもいってますが、あなたはどっち?

近頃、CMでみる「レンジでつくる」というカップ焼きそば、「日清焼そばU.F.O. NEXT GENERATION ミックス焼そば」。

正直、「フツウにお湯入れてつくるほうがラク」とか「めんどくさそう……」と思っていた。
カップ焼きそば、袋めんの焼きそば、さらには中華料理屋で食べるあんかけ焼きそばまで、「焼きそば」と名のつくものはすべてが美味く、「焼きそばに貴賎なし」が信条なので、「なんでそのまま美味しいカップ焼きそばを、わざわざレンジで作らなきゃいけないの?」と不満にすら思ったほどだ。
だが、実際に食べてみて、前言を撤回したいと思った。

めんのツヤツヤ感はまるで生めんのようで、従来のカップ焼きそばとも、袋麺とも違う、ほんとに「NEXT(新世代)」である。
いったいどんな秘密があるの? きっかけは? 日清食品株式会社に問い合わせた。

「もともと当社では、以前、『e-noodle』で、スパ王やラ王のような生めんタイプの焼きそばに挑戦したことがありますが、かつてはレンジの規格が統一されていないなど、なかなか定着に至らなかったという経緯がありました。でも、近年は、レンジの一般家庭への普及率が100%近くなり、性能もよくなって、技術的にも向上してきたことで、乾めんで挑戦してみようということになったんです」と話すのは、広報の佐々木さん。
従来の商品は「湯もどしして、余分なお湯を捨てる」という工程が必要だったが、NEXTは、「湯わかし・湯切りが不要」に。つまり、実際には、ずいぶん手間がかからなくなったわけだ。

ところで、200cc入れた水を、めんがきっちり吸い込んで「完成」にいたるわけだけど、従来商品をレンジでつくるのとは、どう違うの?
「NEXTの大きな特徴は『あたためる』のではなく、『水でめんを炊き込んで、調理する』という感覚ですね。従来の乾めんでは、レンジ調理しようとしても、めんがもどらないと思いますよ。粉の配合も違いますし、めんの構造についても、実は秘密があるんです」

この「秘密」、具体的にいうと、構造が従来商品と「逆」になっていることにあるのだという。
「従来の商品は上のほうがめんが詰まった『密』状態で、下が粗い『疎』状態になっているんですが、NEXTはそれを逆にしており、上が『疎』で、下が『密』なんです」
お湯は、下の方より上の方が熱いことから、めんは上が密で下が疎であることで、均等にもどる。だが、同じことをレンジでやると、めんが水に全体に浸っていないので、焦げてしまうし、全体が浸るようにすると、水が多すぎてできあがり時にお湯を捨てなければばらない。
「そこで、レンジで調理する際に、めんが焦げず、水を捨てずにすむピッタリの量にするために、水が沸騰したときに泡が出ますが、泡をめんの下から上に通すことで、お湯に浸っていない部分も湯もどしできないかと考えたのです。そこで、泡が下から上に通りやすいように、下を密に、上を疎とすることにしました」

逆転の発想から生まれた「NEXT」。
自分のように「注意書きを読むのがめんどうくさい」という人も、そこでめげずにぜひ一度お試しを。新しい食感の焼きそばに出合えるはずです。
(田幸和歌子)
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2007年9月28日 00時00分

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