あなたはKY? 空気読み力テストをやってみた
残念ですが、ものすごく小さな五角形が出来ちゃいました。「軽度KY」
今年の流行語大賞の候補として挙がっている言葉「KY」。
周知の通り“空気を読めない”を略した言葉なのだが、数々のメディアでも取り上げられ、いま最も話題のキーワードと言っても過言ではないだろう。


では、これを読んでいる皆さんは「自分がKYなのでは?」と考えたことはないだろうか? もしも陰で「あの人KYだよね」などと言われていたらそれはショックに違いない。そこで今回は、自分のKY度がわかる『空気読み力テスト』というのをやってみた。

『空気読み力テスト』とは、socioarcさんが手がけるホームページ内にある人気コーナーで、“どれぐらい空気を読むスキルがあるか? もしくは「空気読めない」かを判定する”テストのこと。
「自分がこうだと思ったら頑として譲らないたちだ」など24の質問に対し、 “よくあてはまる”から“全くあてはまらない”の4段階で回答していくことによって、どれくらい空気を読めているかがグラフでわかる。実際、筆者がやってみたところ、「空気読み力30 軽度KY」と判定された。ちょっぴり悲しいが、なんとなく心当たりがあるような……。

製作者のsocioarcさんによると、前首相が色々なブログで「空気読めない」「KY首相」などと書かれていたのをヒントに開発されたそう。しかしその背景には「社会が“空気を読む”ということを重視するような流れが起こっているのではないか、という問題意識があり、そうした風潮をある種皮肉るような、テストの形をとった社会風刺として表現してみた」という大きなテーマが。確かに「KY」に対し、社会が過敏に反応しすぎな気もしなくない。

テスト自体は、今まで延べ約50万人が利用し、多くのブログなどで結果を掲載されるなど大好評とのこと。いかに「KY」というキーワードが浸透しているかがうかがえる。

是非とも皆さんも自分の「空気読み力」をテストしていただきたい。
たとえ辛い結果が出たとしても、その結果を受け止め前向きに生きていこう……、そう自分に言い聞かせたのであった。
(木南広明)

空気読み力テストHP
編集部おすすめ