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「家庭訪問」ってなくなってきてるの?

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おうちでの普段の姿を見る家庭訪問が、どんどん無くなっているそうです。

年末になり、親との面談などが行われている学校は多いことだろう。
わが家でも娘が4月に小学校に入り、これまで何度か面談などをやってきたのだが、ふと気づくと、「家庭訪問」をやってない。

ひょっとして東京では家庭訪問は毎年やるものじゃなく、隔年とか、学年が上がったりしてからだったりする?

先生に聞いてみると、
「うちの学校は、家庭訪問はしていないんですよ」。理由は「今はプライバシーの問題で、家庭に行くということに、いろいろ問題がありまして」というではないか。
これはこの学校に限った話ではなく、いまは全体に家庭訪問をしない学校が増えているのだとか。そして、代わりに、学校での個人面談や保護者会などで補っているのだと説明された。

実際、「家庭訪問は一切ない」という学校は増えているようだが、とはいえ、東京でも家庭訪問をしている学校はあるし、地方の友人・知人、姉などに聞いても、
「家庭訪問はないけど、『地域訪問』はある」「春は家庭訪問で、冬は面談」などのところがけっこう見受けられ、「家庭訪問あるけど、掃除が大変だよ」「学校で面談するほうがラクじゃない?」なんて声はけっこうあった。

また、教員側としては、「お酒を出す家があって驚いた」「家庭訪問をすると、各家庭で見栄のはりあいみたいになることもある」などの声がある半面、「面談だけでは補えない大切な機会」とする見方もあるよう。
「学校でやる面談だけでは、どうしても子どもの日ごろの様子が見えないところがある」(東京都の小学校教諭)
「親子関係、家庭の様子などは、実際に家庭に行ってみないとわからない」(千葉県の小学校教諭)

また、こんなことを話す先生(東京都・小学校教諭)もいた。
「玄関をあけると家中のものが全部見えて、床にはいろんなものが散らかしっぱなし、子どもの勉強するスペースも全くない、なんていう家もあります。実際残念ながら、そういう子は勉強する習慣ができてないことが多いんですよ」
ちなみに、この先生は、家庭を見たうえで、個々の児童に補習などしているのだとか。

また、こんなことを言う先生もいた。
「いまは成績票つけるにも、『必ず良いことを1つ2つは書かなきゃいけない』『とにかく一人一人を褒めること』と言われていて、大変。徹夜して考えても、1つも良いところを思いつかない子もいるから(苦笑)」
自分も子を持つ身なので、「オイオイ、そりゃないだろ……」と思うが、それでも先生たちの悩みは多いのだそうだ。
「厄介なのは、自分自身が高学歴だった親だったりするんですよ。授業参観の後、『先生はああやって解きましたが、他にもこんな解き方、こんな解き方があるはずです』なんてクレームがすぐきたりして……」と、前出の教諭はため息をついていた。

家庭訪問もダメ、優劣をつけるのもダメ、ダメダメのオンパレードで、学校と家庭の距離は、どんどん離れてしまうのでしょうか。
(田幸和歌子)
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2007年12月8日 00時00分

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