マジな話、仕事が原因のひとつではあると思うんだ。
だが、自分とは比べ物にならないほど出会いの機会が少ない(と思われる)職種がある。それは、“自衛官”。
しかし彼らだって、手をこまねいてるだけではなかった。防衛省が編集協力する情報誌『MAMOR(マモル)』の11月号では、“自衛官と結婚しよう!”と題して、自衛官が婚活に励んでいるという。
早速、『MAMOR』を購入して、彼らの婚活っぷりを拝見させていただきました。まずは、自衛官たちが写真つきプロフィールを公開。読者から広く交際相手を募集している「お見合いデータBOOK」が目を引く。
この企画に参加している自衛官は16人。この中には女性自衛官3人も含まれており、男性の読者も見逃せない。自衛官のプロフィールには、「趣味」「特技」なんて当たり障りのない項目だけでなく、「どれくらい付き合って結婚したい?」「年収」「貯金額」など、ガチモード満点のデータも公開。肝心(?)のルックスだが、お世辞抜きで「イケメン」と呼んでも差し支えないような男前もエントリー。
また、実際に自衛官と結婚したばかりの新婚さん12組も紹介。
他には、自衛隊の妻7人による「ぶっちゃけ座談会」も実施。知られざる自衛官の生活も語ってくれている。いわく“食事がはやいので、会席料理に合わない”という納得のエピソードから、“パジャマは着ないで、Tシャツとパンツだけ”というヘンテコ情報も(“自衛官はすぐに着替えて出れるように”という理由から)。
座談会のシメは「カッコ良くて、良い人なのに、独身の男性がいっぱいいる」、「もったいない人はたくさんいます」という、経験者からのお墨付きが。
自衛官と結婚することのメリットを、客観的にデータでも表してくれている。自衛官俸給表や保険制度、融資制度なども赤裸々に公開。自衛官が結婚したときは、防衛省共済組合が運営する結婚式場の利用も可能とのこと。保証もサポートも、不安は全くなしの職業らしい。
そんな“自衛官”という職業を、プロの結婚アドバイザーが分析している。
こんなにいいことづくめで、“売れ残り”!? がいるのはもったいない気もするが、やはり出会いが少ないのだろう。だからこそ、今回の婚活企画が功を奏すことを、私も遠くから願っている。
自分から動かないと何も始まらないのだ。と、私も貴方も肝に銘じよう。
(寺西ジャジューカ)