このほど、一眼レフカメラ風形状のデジタルカメラとして世界最小・最軽量、横2.5×縦2.5×厚さ2.6cm、重さ約12gのトイカメラ『CHOBi CAM ONE』が発売された。そこで、同製品を企画・販売した日本トラストテクノロジーに、どのように撮影して楽しめばいいのかなど聞いてみた。


――どうしてこのようなトイカメラを企画したのか
「一眼レフカメラの面白さは、被写体によってレンズを交換することで狙い通りの写真が撮影できることだと思います。そのレンズ交換の面白さを、広角と望遠のコンバージョンレンズ(別売)を付けることで、トイカメラでも体験できるようにしようと考えたわけです」

――操作ボタンは1個で、ノーファインダーで撮影する仕様ですか
「はい、ボタンは電源のON・OFFから静止画、動画撮影まで、すべてボタンひとつでできるようになっています。また、背面のファインダーはダミーなので、最初はなかなか狙い通りに撮るのはコツがいりますが、慣れると結構うまく撮れるようになります」

――実際に『CHOBi CAM ONE』で撮影したユーザーからの感想は
「まだ発売間もないのでユーザーからの声は届いていませんが、サンプル撮影をしてもらったスタッフの感想は、『どんな仕上がりの映像になるのか、家に帰ってパソコンで見るまで分からないのでドキドキして面白い』『予想以上にアーティスティックな画質でビックリ!』でした」

――お勧めの使い方やユーザーは
・普通のデジカメで撮影出来る、個性のない綺麗な写真に飽きてしまった人
・銀塩カメラ時代にあった、現像するまで仕上がりが分からないといったドキドキ感を思い出したい人
・可愛いカメラを持ち歩きたい人゜
・撮影すること自体を楽しめる人
「……などにオススメです。いつもの見慣れた風景も、このカメラで撮ると見たことのない場所のように撮ることができるので面白いようです」

ごっつい高性能・高機能のデジカメに飽きた方は、『CHOBi CAM ONE』にチャレンジ!
(羽石竜示)