「日本エレキテル連合」という名を知らない方がいたら今すぐ検索してみて欲しい。

顔面真っ白の「おしゃべりワイフ」が「ダメよーダメダメ」を連呼する「おしゃべりワイフシリーズ 未亡人朱美ちゃん3号」というコントでお笑い界に衝撃を与えた女性お笑いコンビだ。
ここ最近ではバラエティ番組に引っ張りだこ。「笑いと怖さ」が共存するシュールかつディープな世界観でお笑い通をうならせつつ、強烈なインパクトで子供たちのハートも掴む人気者である。

その「日本エレキテル連合」と吉野家がコラボするという話を耳にした。吉野家の新商品「牛バラ野菜焼定食」のキャンペーンで、撮りおろしのコント動画が披露されるという。「牛バラ野菜焼定食」は吉野家がこの夏に販売を開始した期間限定メニューで、卓上コンロを使って牛バラと野菜の旨みをハフハフと味わう一品。発売から3週間で100万食を突破したという今人気のメニューである。


吉野家の「牛バラ野菜焼定食」と「日本エレキテル連合」、この不思議な取り合わせはなんなのか! 収録現場に同席させていただけることになったので、緊張しつつお邪魔してきたが……。

なんと、予想外にお二人にインタビューをさせていただくことができた。素のお二人と対面できるなんてなんという光栄! 目の前のお二人は、物腰の柔らかい可愛らしい女性だった。

ちなみに「朱美ちゃん」のコントで、「細貝」と名乗る男を演じているのが中野聡子さん、「朱美ちゃん」を演じるのが橋本小雪さんである。

コントを撮影する前の腹ごしらえは吉野家の牛丼が定番だというお二人。なにせ「お手頃価格で腹持ちがいい」という。
スタッフの方々も交えて全員でジャンケンをし、負けた人が全員分をテイクアウトしてくるという厳しいルールがあるんだとか。

橋本さんは牛丼の食べ方にこだわりがあるそうで、紅ショウガと七味をかなりの量投入するという。「吉野家さんに迷惑をかけない程度に……」と付け加えていたところからすると、結構大量に乗っけるタイプであると推測された。

愛媛の今治市出身だという中野さんは近所に吉野家の店舗がなく、吉野家デビューがかなり遅かったらしい。大学時代にようやく吉野家の味を知り「これが牛丼か」とその美味しさに衝撃を受けたとのこと。「つゆだく」をオーダーしてみたかったが「勇気がでなくて、3回ぐらい通ってから注文しました」と語る。


そんな二人に「牛バラ野菜焼定食」を実際に味わいつつ"食レポ"してもらうことに。コンロでジュウジュウと熱されたお肉をほうばりつつ、「一人焼肉って感じですね! 焼肉は一人じゃ行きにくいから嬉しい!」とはしゃぐ中野さん、「最後までアツアツな野菜をたっぷり食べられるのがいいですね」と箸が進む橋本さん、お二人とも大喜びの様子。「野菜もお肉も味がしみてて、"いいじゃないのー"」「これは食べなきゃ、"ダメよーダメダメ"」というレアな掛け合いまで飛び出したのであった。

これまでは吉野家といえばいつも牛丼の並盛りを食べていたという二人も、食後は「これからは牛バラ野菜焼定食でいきます!」と宣言していたところを見ると、その味がいたく気に入ったようである。

インタビューの後、お二人のコントの収録現場にも立ち会わせていただいたのだが、「おしゃべりワイフシリーズ 未亡人朱美ちゃん3号」と「牛バラ野菜焼定食」が見事に絡んだ内容になっていて感動! 収録中、撮影スタッフの方々が必死で笑いをこらえる姿が印象的だった。

吉野家にデートにきた「朱美ちゃん」と「細貝」という、ここでしか見ることのできない設定の中、二人が一体どんなやり取りを見せるのか……続きは公式ウェブサイトでチェックしてみてください。

(スズキナオ)