でも、毎日オムライスを食べてるわけじゃない。他の献立の日は、どうしたらいいだろう……?
そんなことを考えてたら、見つけてしまいました。ビーズ株式会社が運営するブランド「bessed(ビセッド)」が6月より発売中の『バーニングメッセージスタンプ』は、いわば“家庭用焼印”。お肉やパンやお菓子などに押し付けると、オリジナルのメッセージを焼き付けることができます。
例えば、こんな風に……。



あらぁ、文章だけでなく顔文字まで!
レターチップはアルファベットの大文字(AからZ)だけでなく、星やハートなどの記号を含め合計101個があるみたい。2行最大約15~17文字が入ります。

「試作段階では『THANK YOU』『HAPPY BIRTHDAY』などのメッセージはもちろん、『(・ω・)』『(TзT)』などの顔文字も試してみました。組み合わせ次第で、いろいろと面白いメッセージや顔文字ができると思います」(担当者)
ところで、どうしてこのような商品を開発したのか? 背景にあるのは、大きく2点。「食べ物アートの隆盛」と「スマホやSNSの普及」が挙げられるようです。
「デコ弁、カフェラテアート、大根おろしアートなど、食べ物を使っての演出バリエーションは近年増加しています。当ブランドでは、これらに『食べる人に喜んでもらいたい』おもてなしの心を表す意図があると分析しています」
「また、SNSを介してその写真を皆に見てもらえる機会が非常に多くなりました。

使い方は、至極簡単。先端にあるスタンプを直火に当ててあげる。熱しながら何度か試し押ししたら、より鮮明なメッセージが期待できるでしょう。

「バーベキューはもちろん、誕生日会でのパーティーメニューや、運動会やピクニックなどのお弁当作りにも活躍します。クリスマスのターキーやバレンタインのプレゼントのお菓子にもいいかもしれません。季節を問わずお使いいただけると思います」(担当者)
いや、それだけではない。
「レザーや木版、布などにも焼き付けが可能です。ただし柔らかいものなどは焼印がつきにくいこともありますので、試し焼きされることをお勧めします」(担当者)
パン、お菓子、オムライスなどにとどまらず、レザーや木でできたツールにも焼印できるのだから、その使い勝手は予想以上ですな。

「メッセージだけでなく、日本特有の『顔文字』が幅を広げていると好評をいただいています。ただレターチップを101個も付属させたので、メッセージや顔文字をどれにしようか迷われる方が多いようです」(担当者)
ところで、ふと思いました。

まるでドラえもんの「アンキパン」ですな。
(寺西ジャジューカ)