重厚な鎧に身を包んだ美少女騎士たちの青春ドラマが熱い! 秋クールアニメのダークホース『ワルキューレロマンツェ』

2013年12月15日 16時00分 (2013年12月21日 11時51分 更新)

 『弱虫ペダル』に『黒子のバスケ』と、イケメン男子たちによる熱い青春部活ものアニメが話題を集める2013年秋クールアニメですが、女子も負けじとセクシーな青春模様を描く作品が存在しています。それが『ワルキューレロマンツェ』です。

 本作は馬に乗った騎士同士が、すれ違いざまに槍などの武器で相手を倒すという、実在の競技「ジョスト」を題材にした作品で、『ワルキューレロマンツェ 少女騎士物語』というパソコン用アダルトゲームを原作に持つ、いわゆる美少女アニメの一種です。

 ヨーロッパに存在するという架空のジョスト名門校・ウィンフォード学園を舞台に、ジョストの騎士を目指す美少女たちと、騎士を補佐するセコンド的ポジション・ベグライターとして生きることを決意した元騎士水野貴弘による学園生活を描く、というあらすじの本作。もちろん主人公である貴弘と美少女たちによるハーレムライフが物語の主軸となるわけですが、今回のテレビアニメ化に際し、ジョストについて非常に丁寧な解説が盛り込まれたり、競技シーンをじっくりと描きつつ、彼女たちをベグライターとしてフォローする貴弘のキャラも丁寧に描写することで、一種の青春群像劇として非常に見応えのある作品に仕上がっています。

 特に、もともと普通科の生徒であったメインヒロイン・希咲美桜が、優れた動体視力と貴弘の優れたハンドリングを武器に騎士としての才能を開花させていくという序盤の展開は、部活もの、バディものとしては王道でありつつ、やはり痛快。

 彼女は初試合の後、ジョストの魅力に目覚めて大会出場を目指すようになると同時に、貴弘を異性として意識するようになっていきます(この辺、ちょびっと『エースをねらえ!』と『あしたのジョー』を足して2で割った的なにおいを感じますね)。美少女ゲーム原作アニメだけあっkて、貴弘のことが気になる女子は美桜だけではありません。物語が展開するにつれ、言わば「ハーレムもの」的な様相を呈してくることはこの手の作品としては必然なのですが、なんといっても貴弘は「デキる男」です。毎回、嫌味なく的確なアドバイスとサポートで女子の悩みを解決すると同時に、美少女騎士たちのハートをゲットしていきます。「気が付くとなぜかモテモテ」という不自然な展開が多めなこの手の作品にしては珍しく、そのモテっぷりに納得できる稀有なキャラクターとなっています。

 時折、過剰なセクシー描写も飛び出してくるので、さすがに小さなお友達に見せることはためらわれますが(ヒロインたちが全裸で「しゃせい」をやたらと連呼する第7話は爆笑モノでした)、どちらかというとコメディ要素として扱われているので、そこまでいやらしく感じられない点も、スタッフの絶妙なバランス感覚がうかがえて好印象です。

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