朝の子ども向け番組『おはスタ』(テレビ東京系)が7日の放送からリニューアルされ、平井理央、蒼井優、ベッキー、あびる優らを輩出してきた「おはガール」の新メンバー3人が初お披露目された。ところが、新メンバーの一人として発表されていた平田あいり(13)が登場せず、別のメンバーに交代・降板させられていた事実が発覚。
事前の発表では、ジュニアモデルとして活躍する川鍋朱里(12)、CMやドラマなどで幅広く活動する井東紗椰(12)、そして女子小学生向けファッション誌の専属モデルを務める平田が新「おはガール」として出演するはずだった。だが、実際の7日当日の放送では子役の三好杏依(13)が平田の代わりに新メンバー「あい」として登場。三好は公開中の映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』などに出演している人気子役の一人だ。関係者によると「平田は降板させられた」といい、メンバー交代について番組中に特に説明はなかった。
この降板騒動に関しては、新メンバーが決定した直後に平田のブログから“DQN写真”が次々と見つかり、炎上したことが大きく関係している。
この一連の写真がネット上で拡散されると、以下のような批判が殺到して炎上状態となった。
「DQN臭がハンパない」
「これはおはガールに相応しくないね」
「子どもがやったことでも引くわ」
「親のしつけがなってなさすぎ」
炎上騒動を察知した平田はブログを削除。事態の沈静化を図ったようだが、結局は一度も出演しないまま「おはガール」降板という結果につながってしまった。
「まさか番組側も『おはガール』でスキャンダル問題が起きるとは思ってもみなかったようです。
降板は致し方なかったとはいえ、何の説明もないままの降板劇に視聴者やファンも困惑。と思いきや、ネット上では「あいちゃん可愛い」「この子が一番推せる」「あいちゃんの清楚っぷりがたまらん」「あいちゃん目当てで毎回見るわ」と三好が大好評。炎上事件や交代騒動で注目度が高まっていたこともあり、アイドルファンの間で三好の人気が急上昇しているようだ。
もともと子役として実績のあった三好だが、これをきっかけに本格ブレイクを狙えそうなほどの気配。
「最近の小中学生は誰でもブログやSNSをやっていますが、ネットリテラシー教育が追いついておらず危機管理意識が希薄。普通なら子どもの悪ふざけで済ませられる写真でも、芸能人であれば世間の厳しい目にさらされるということまで頭が回らない。アイドルや子役のブログから過去の不適切な画像や記述が見つかって騒動になったケースは枚挙にいとまがありません。今後も“デジタルネイティブ世代”の似たような炎上衝動は起きるでしょう」(前同)
文字通りの「子どもの悪ふざけ」で大事な仕事を失ってしまった平田。本人のショックは計り知れないものがあるだろうが、これを教訓にいずれ復活してほしいものだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)