“元TBSのエース女子アナ”枡田絵理奈(30)が、本格復帰を果たすことが明らかになった。枡田アナは古巣・TBS系で10月よりスタートする『クイズ☆スター名鑑』(毎週日曜夜/放送時間未定)で、ロンドンブーツ1号&2号の田村淳と共にMCを務める。
同番組は、2010年8月から12年3月までレギュラー放送されたクイズバラエティ『クイズ☆タレント名鑑』の事実上の復活版。ほかの出演者も、有吉弘行、おぎやはぎ、FUJIWARAで、前番組と同じメンバーとなる。枡田アナは同番組を立ち上げ当初から担当していたため、思い入れも深い模様だ。
『クイズ☆タレント名鑑』公式Twitterで枡田アナは、「この秋から、『クイズ☆スター名鑑』が始まります! 今は家庭が第一で、仕事はほとんどしていませんが、この番組は仲間と作ってきた大切な番組ですし、番組の復活をずっと願ってきたので、お話をいただいて、引き受けさせていただくことになりました! どうぞよろしくお願いいたします。マスパン」と、番組への思いを記している。
学生時代にタレント活動もしていた枡田アナは、成城大学文芸学部を卒業後、08年にTBSに入社。
その後、同年12月30日深夜に放送された『クイズ☆正解は一年後』(TBS系)の生放送にて、一夜限定復帰。今年2月にローラ、ダレノガレ明美らが所属するLIBERAと契約したものの、ほとんど活動はしていなかった。
夫・堂林が所属する広島は、現在25年ぶりのセ・リーグ制覇に向けてばく進中で、優勝マジックも点灯した。
「堂林にとっては、この先、優勝に向けた非常に重要な時期になります。10月になれば、クライマックスシリーズもあり、勝ち進めば日本シリーズもあります。ただ、テレビ業界にとって、10月は改編期ですし、このチャンスを逃したら本格復帰のタイミングが遅れるとの判断をしたのでしょう。週1の番組なら、2本撮りすれば、自宅のある広島から上京するのは月2回程度で済みますから、大きな負担にはならないでしょう。現時点で夫婦関係に亀裂が入ったと見るのは邪推にすぎないと思われます。
堂林は1軍初昇格を果たした12年こそ、全試合(144)に出場し、打率2割4分2厘ながら14本塁打をマーク。持ち前の非凡な長打力を発揮し、将来のクリーンナップ候補として期待された。また、その端正なルックスから“広島のプリンス”として、女性ファンから絶大な支持を受けていた。ところが、出場試合は13年が105、14年が93と年々減っていった。
新婚イヤーの15年は、監督が野村謙二郎から緒方孝市に変わった影響もあり、わずか33試合の出場にとどまり、オフの契約更改では年俸2,000万円(推定)から1,830万円にダウン。今季は同じ三塁手のエクトル・ルナ内野手(前中日)が入団したこともあり、出場機会に恵まれず。
夫が結婚後の2年間でまったく成績を残していないだけに、枡田アナは“下げマン”扱いされかねず、本人にとっては、はなはだ不本意であろう。まだまだ仕事に未練を残した格好で、TBSを退社せざるを得なくなった枡田アナが、本格復帰を果たすのは自然の流れともいえる。来季こそ、堂林も活躍して、枡田アナも適度に仕事をこなすことができれば、家庭円満となりそうだが……。
(文=森田英雄)