学生時代、苦手な科目が数学だった…という方は少なくないのでは。近年では学生の数学離れが問題になるなど、まだまだ数学に対するイメージは固いようです。
しかし、そんな数学を学んでいるとき「この言葉かっこいい!」と感じる用語もあります。そこで今回は、カッコいいと思う数学用語についてみなさんに聞いてみました。

■カッコいい数学用語ランキング
1位:フェルマーの最終定理
2位:カタストロフィー理論
3位:カオス理論
4位:シュレーディンガー方程式
5位:インテグラル
6位以降を見る

 1位に選ばれたのは《フェルマーの最終定理》。「数論の父」という異名を持つピエール・ド・フェルマーが『算術』という書物の余白に書き残した注釈のうち、最後に証明されたものだったことから、「最終定理」という名前が付けられています。 「最終」という言葉から溢れるカッコよさに惹かれた方も多いのではないでしょうか。2位は《カタストロフィー理論》でした。
「カタストロフィー」とは大変動、変革、破局などの意味がある言葉で、秩序立った事象から無秩序の事象が起こる過程を追求する理論だそう 。3位に選ばれたのは《カオス理論》。「カオス」は混沌や無秩序の状態。少し先の未来は予測できても、遠くの未来は予測不可能なカオスという言葉に、想像力が掻き立てられグッときた人が多いのではないでしょうか。

 大人になってから数学に興味を持ち、学び直す人もいるそう。数学に苦手意識がある人も、響きがカッコイイ用語から意味を調べてみては。
美しい数学の世界の虜になってしまうかもしれませんよ。

調査方法:アイブリッジ株式会社(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:集計期間:2014年9月18日~9月22日
有効回答者数:500名(男性:250名 女性:250名)