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「キングオブコント2015」採点データ分析で見た意外な真実。さまぁ〜ず三村が鍵を握っていた

2015年10月13日 09時50分 ライター情報:井上マサキ
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10月11日、TBS系列で放送された『キングオブコント2015』。熱戦の結果、コロコロチキチキペッパーズが8代目キングに輝いた。(キングオブコント2015優勝コロコロチキチキペッパーズ「優勝、やっべぇぞ!」その声ズルい会見レポ

今回の目玉の一つは、審査方式の刷新。バナナマン、さまぁ〜ず、松本人志の5人が審査員となり、1人100点×5人の500点満点で審査を行った。果たして5人はどのような点数をつけたのか。採点データからキングオブコント2015を振り返りたい。
『キングオブコント2015』ファーストステージとファイナルステージの採点結果

「M-1のルール」だったら優勝はバンビーノだった


まずは今回のルールをおさらい。ファーストステージで10組がネタを1本ずつ披露し、得点が高かった上位5組がファイナルステージに進出。ファイナルステージではもう1本ネタを披露し、1本目と2本目の合計得点が最も高かったものがキングとなる。

ファイナルステージ後の「1本目と2本目の合計得点」というのがポイントだ。これがもし「2本目のみの得点」で優勝を決めていたら大きく結果が変わっていた。ファイナルステージ進出者の最終得点を見てみよう。
ファーストステージとファイナルステージを合わせた最終得点

1本目ではロッチが478点で、2本目ではバンビーノが471点でトップになっている。最終的に優勝したコロコロチキチキペッパーズは1本目2本目共に2位の点数なのだ。2本のネタのクオリティが高アベレージで揃ったのが、コロチキの勝因だったことがわかる

もしM-1のように「2本目のみの得点」で評価していたら優勝はバンビーノになっていた。そして、1本目で1位を取りながら2本目で大きく失速したロッチは、M-1グランプリ2009で「鳥人」のあとに「チンポジ」を披露した笑い飯のポジションになっていただろう。

審査のカギを握っていたのは「さまぁ〜ず三村」


今回の審査員の採点の傾向を分析してみる。それぞれの採点の平均値と標準偏差を算出したのが表4だ。
各審査員が採点した点数の平均値と標準偏差

標準偏差は各値のバラつき具合を示すもの。標準偏差が大きいと、採点した点数の最高値と最低値の幅が広いことになる。

バラつきが一番大きいのはさまぁ〜ず三村で、1本目のさらば青春の光とザ・ギースにつけた80点が最低値、1本目のロッチにつけた98点が最高値だ。採点のバラつきが大きいということは、結果に差がつきやすくなるということ。今回の採点で一番のカギを握っていたのは、実はさまぁ〜ず三村だったことがわかる。

次にバラつきが大きいのは松本人志だが、平均値は5人の中で最も低い。

ライター情報

井上マサキ

1975年石巻出身のフリーライター。元SEで2児の父。スマホアプリ・パパ育児・お笑いを中心に活動中。路線図鑑賞家。ケータイ大喜利第14号レジェンド。

URL:Twitter:@inomsk

コメント 1

  • ノラ猫さん 通報

    審査方法について、二組もコンビで審査員がいるのってどうなんでしょう?記事の通りで、コンビ同士笑いの価値観は似ているので、キャリアや分野のバラバラな方の意見も聞いてみたかったな~と思います。

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