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新次郎VS.五代衝撃の真実、背の高さも勝ってない「あさが来た」75話

2015年12月24日 09時50分 ライター情報:木俣冬
朝ドラ「あさが来た」NHK 月〜土 朝8時〜)12月23日(水)放送。第13週「東京物語」第75話より。原案:古川智映子 脚本:大森美香 演出:西谷真一
イラスト/小西りえこ

75話はこんな話


東京にやって来たあさ(波瑠)は築地の東弘成館で、五代友厚(ディーン・フジオカ)から、大久保利通(柏原収史)を紹介してもらって、びっくりぽんや、と目を丸くする。

あさには五代、新次郎にはふゆ


あさを東京に行かせたものの、五代の存在が気になってならない新次郎。
五代さまのもってるものをあさに与えてあげられない、その点では男として負けていると、認めざるを得ないのだ。
顔の良さも互角で、お金も家柄も五代のほうが上らしい。
亀助(三宅弘城)が勝ってるところを挙げようとするが、背の高さしかない。
だが、玉木宏とディーン・フジオカのオフィシャルサイトを見たら、ふたりとも180センチとタイだった!!  背の高さも勝ってない!! 
とりあえず、ドラマ上では、背の高さしか勝ってない新次郎を、ふゆ(清原果耶)がかばう。
彼女のお父さんが女性をもののように扱うのを見て育ったため、新次郎のような人に惹かれてしまうようだ。6人姉妹っていうのも、異母姉妹なのだろうか、もしかして。

東京にて


新次郎を見つめるふゆ、あさを見つめる五代の、しっとりした視線が対になった75話。
あさと五代のいる東京(ドラマの順番だとこっちのほうが先に描かれている)では、あさはさらなる大物に会う。東京はこの時代、まだ東京都ではなく、東京府。明治22年(1889年)に東京市になって、東京都になるのは、昭和18年(1943年)のことだ。
いずれにしても日本の中心として発展の一途をたどる場であさはアイスクリームをいただきながら、日本一の鉱山王・五代友厚と日本の政府のてっぺんにいる内務卿・大久保利通のビッグ2と語らう。このことを新次郎が知ったら、さらに自信をなくしそう。大久保には史実だと妻と妾がいるがドラマだとどうなのだろう。なにはともあれ、あさのまわりには素敵な殿方がいっぱい。
五代と大久保は、故郷・薩摩のいろは歌に倣って、お互いをお互いの鏡として切磋琢磨してきた話だとか、いまの日本における自分たちの立場の話だとかをあさにする。わりと真面目な話題が続き、ともすれば単調になりそうな場面を、旅の疲れが出て居眠りするうめ(友近)の姿を描くことで回避し、かつ、馴染みの薄い言葉(この場合は内務卿)を繰り返し強調する。

ライター情報

木俣冬

著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『リッチマン、プアウーマン』『デート~恋とはどんなものかしら~』

URL:Twitter:@kamitonami

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