保釈中の押尾学被告に対し、夜の銀座で暴力団関係者が"押尾包囲網"を張り巡らしていることが明らかになった。

「銀座の大箱クラブに、ある暴力団の幹部から『押尾を銀座で見かけたら、すぐ連絡をくれ』という申し入れがありました」と言うのはクラブ関係者。

「変死したTさんには、暴力団関係者のファンも多かったですからね。変死事件の真相が解明されないまま、保釈された押尾を許せないんです」

 Tさんについては、死人に口なしをいいこととに"ドラッグ中毒""や"やくざの情婦"といった心ない噂が飛び交った。

「確かに、その筋に好かれるタイプですが、銀座のママを目指している彼女は、いくら大物のやくざに口説かれても落ちませんでしたね。それだけに、彼女のファンになって店に通ってきていた暴力団関係者もいました」(クラブ関係者)

 Tさんの死に憤る暴力団関係者がいつの間にか結束。夜の銀座で"押尾包囲網"を張ったのだ。

「押尾、保釈されて1週間も経たない4日の深夜にスポンサーの山本俊英(フィールズ)会長に呼び出され、銀座7丁目の『G』というゲイバーでドンチャン騒ぎしたらしいなんて報道もあったけど、あれは間違いなくデマ。

今の銀座を歩き回る勇気なんて、押尾にはないですよ」(マスコミ関係者)

 暴力団関係者まで敵に回してしまった押尾被告。裁判までおとなしくしていたほうが身のためかもしれない。



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