事件が起きたのはフロリダ州インディアンリバー郡で19日午前5時45分ごろのこと。郡保安官および代理は、それぞれに多数の犯罪歴があるギルフォードのアンドリュー・コーヒー3世(37)と息子のアンドリュー4世(23)について逮捕令状を取り、特殊部隊SWATを引き連れてその自宅を急襲。すると息子のアンドリュー4世が自分の寝室の窓から発砲し、それをきっかけに銃撃戦が始まった。
その銃撃戦で命を落としたのは、アンドリュー4世の恋人で彼の子をお腹に宿して間もないアルテリア・ウッズさん(21)。卑怯なアンドリュー4世は寝室にいたアルテリアさんの体の陰に隠れ、盾にされた彼女が被弾した。司法解剖が進められているが、アルテリアさんは体の複数個所を撃たれた可能性があるという。アンドリュー4世は自分の恋人を盾にした一方で、祖母のビビアン・スコットさん(52)には床に伏せるよう告げたこともわかっている。
発砲した警察官はSWATの隊員3名。
「ディラウディッド(Dilaudid)、オキシコドン(oxycodone)、クロナゼパム(clonazepam)、ヒドロコドン(Hydrocodone)などは自分たちのためではなく、医療用に必要な病人のために持っていた」と釈明するもコカインまで所持していたこの親子。裁判所は違法薬物絡みの複数の容疑に問われている父親には102,000ドル、そして妊娠中の恋人を盾にして我が身を守り、公務中の保安官代理を撃った息子には307,000ドルの保釈金を設定した。ただし「10%を支払えば保釈も可能」との条件もついたという。親子は罪状認否手続のため4月26日の出廷を命じられている。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)