風化を許していいのだろうか。SUPER EIGHTの村上信五(44)が読売テレビの「ミヤネ屋」後継番組の金曜MCに決定したと先日報じられた。

イギリスBBCに端を発し、ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害がテレビで報道されたのは3年前。外部専門家による再発防止特別チームは長年にわたってジャニー氏の性加害が放置されてきた理由として、テレビやスポーツ紙などの「マスメディアの沈黙」を挙げた。


「旧ジャニーズのタレントは音楽だけでなく、バラエティーやニュースなど多くの分野の番組に出演していた。これを背景に、当時副社長だったメリー喜多川氏が『あのタレントを使うなら、ウチの子は引き揚げます』などと圧力をかけた。その後、旧ジャニーズに出られなくなったら困るテレビ局は自主規制するようになり、事務所の不祥事があっても報じない体制がつくられた。タレントが逮捕されても、アナウンサーが『○○容疑者』ではなく『○○メンバー』と読み上げる姿はあまりに不可解でした」(週刊誌記者=以下同)


 各局はジャニーズ問題を受け、検証番組を放送。テレビ朝日で、東山紀之城島茂がキャスターを務めていた情報番組は消滅した。


「なのに、3年経ったら何事もなかったかのように旧ジャニーズが起用される。これには違和感を拭えぬ視聴者も多そうです。ニュースを扱う番組でキャスターを務めれば、以前と状況は何も変わっていない。あの反省は一体、何だったのでしょうか。日本テレビ櫻井翔をずっと『news zero』の月曜キャスターに起用しており、最初から反省してないように見えましたけど」


■テレビ局だけでなくスポーツ紙も…


 今回、村上MCの情報をスッパ抜いた日刊スポーツも相変わらず、旧ジャニーズに忖度している。


「ネットに転送された記事では村上の写真を使わず、読売テレビの外観と月曜から木曜のMCを務める黒木アナの顔写真を載せた。旧ジャニーズはネットへの写真転載を禁じていたため、いまだにその意向に沿っているのでしょう。他のスポーツ紙も、彼らのニュースを扱う際には『木村拓哉』と書いた新聞紙面のような大きな文字を載せて、写真は使わない。昔と何も変わっていません」


 芸能界全体を見渡せば、M!LKやJO1など旧ジャニーズ以外の人気グループが多数誕生している。裏を返せば、80年代以降にデビューした他事務所の男性アイドルは旧ジャニーズの圧力、大手メディアの忖度によって潰されてきたと証明されてしまった。


 テレビ局やスポーツ紙は「時間が経てば忘れる」と思っているのだろうか。
 
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 あれだけの騒動を起こしながら今も続く旧ジャニーズへの忖度とメディアの蜜月ぶりは、堂本光一の結婚でも示されていた。関連記事【もっと読む】堂本光一の結婚報道で鮮明に…スポーツ紙と旧ジャニーズの“ベッタリ”ぶり…では、旧ジャニーズとメディアの癒着ぶりについて伝えている。


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