仲野太賀(33)主演のNHK大河「豊臣兄弟!」が、12日放送の第27回「本能寺の変」で、中盤のヤマ場を迎えた。
小栗旬(43)演じる織田信長が炎に包まれながら、要潤(45)の明智光秀の“幻影”と顔を合わせ、切り捨てるシーンの「おまえじゃない」というセリフについて、小栗本人は、脚本にはないアドリブだったことを明かしている。
放送後、SNS上には《小栗旬の信長が圧巻》《主人公を超える存在感です》と絶賛の声が並ぶ一方、アドリブについては賛否両論に。ある脚本家は「そのシーンには視聴者や評論家から《信長の心情が伝わった》と評価する声もありますが、歴史ドラマの重要な場面でアドリブを入れるべきではないという反応も。脚本家より俳優の解釈が前面に出てしまうのは、《作品をダメにする》と違和感を示す意見も少なくない」と明かす。
もっとも大河はドキュメンタリーじゃない。
「本能寺の変をなかったことにはできませんが、最期に『何を考えていたのか』『何を口にしたのか』といった部分は、脚本家や演出家も史料などを踏まえながら、独自の解釈をする。NHK側が了承したアドリブなら、小栗さんの判断も作品を盛り上げるための成功例と言っていいのでは」(前出の脚本家)
三谷幸喜氏脚本の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、現代劇のようなテンポの会話が話題となったし、古沢良太氏脚本の「どうする家康」では、徳川家康の人物像を大胆に再解釈。いずれも放送当時は《史実と違う》という批判も上がったが、固定ファンも掴んだ。
今回の「豊臣兄弟!」も、歴史の大きな流れを変えているわけではないが、さらに別角度の批判も起きている。今回の本能寺の変でも、《主人公の秀長より信長の印象が強い》《秀長が脇役みたい》といった感想も少なくなかった。
「主人公は豊臣秀長ですが、本能寺の変では小栗の信長、要潤の光秀、そして池松壮亮の秀吉のドラマが濃密に描かれました。もともと中盤まで、信長や秀吉が目立ってきたので、秀長の見せ場が少ないと感じていた視聴者も多い。ただ、秀長は史実でも兄・秀吉を支えた名補佐役として知られる人物ですから、脇っぽく映るのも仕方がない部分もあるでしょう。
主役より目立ちまくっていた信長がついに退場したことで、“仲野ファン”や“秀長ファン”の不満は払拭されるだろうか。
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「豊臣兄弟」ではアドリブに批判の声が上がってしまったが、その一方でハリウッドで活躍する日は近い? 関連記事【こちらも読む】小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁…では、本人がハリウッドで活躍するための条件について伝えている。

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