28年ぶりの連ドラ復活が話題の反町隆史(52)主演「GTO」(カンテレ・フジテレビ系=月曜夜10時)。初回6.4%だった世帯視聴率は回を追うごとにじりじりと数字を落とし、8月10日放送の第4話では3.9%と、ついに4%を切ってしまっている


「当時26歳だった反町さんが元暴走族の教師を演じた1998年版は、最終回が35.7%、全12話平均で28.5%というメガヒット作。

テレビの視聴環境が変わったとはいえ、せめて2ケタ近辺までは狙っていたでしょう。24年の復活SPでは9.6%と上々でしたから。52歳になった反町さんをはじめ、当時のスタッフが再集結ということで話題を集めたんですが……」(広告代理店関係者)


 初回は98年版での共演が結婚のきっかけになった松嶋菜々子(52)も妻役で登場。ネット上では《夫婦共演、しかも菜々子さんは「やまとなでしこ」を連想させるCAの衣装で胸アツ》《反町さん50代になってもかっこいい》などと、かつての視聴者が盛り上がった。しかし、《懐かしいけど、今の時代には合わない》《予定調和でもいいんだけど、なんか期待してたのとは違う》という“がっかりコメント”が目立ち、レビューサイトFilmarksでも5点満点で2.8(8月17日現在)と低調だ。


 放送前から「“そこまでやるか”というほど派手に暴れる鬼塚がGTOの最大の魅力だったのに、そこは今の制約上、マイルドにせざるをえない」という懸念はあった。


「結局、そこなんですよね。50代で丸くなった鬼塚でもいいんですが、原作がある以上、極端にキャラは変えられない。でもバイオレンスには振り切れない。となると、結局どこかで見たような、変わり者教師がメインの学園ドラマになってしまう」と語るのはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「だからこそ、生徒の問題の解決の仕方を深く描いてほしかった」と、こう続ける。


「4話まで見て思ったのは、鬼塚がド派手な手法で生徒をねじ伏せるわけでもないのに、毎回あっさり生徒が懐柔されてしまうことへの違和感。

デジタルネイティブの令和の高校生にしては、昭和の生徒よりも単純じゃないかと。今の親世代が見ても、高校生世代が見ても、いまひとつ乗れないのはそこかもしれません。98年版の生徒が大人になって出てくるのはいいんですが、第4話のように過去のシーンをそのまま使うところを見ると、メインは“懐かしさ需要”なのかな、とさえ感じてしまいました」


 かつての大ヒット作の復活だけに、懐かしさ需要はもちろんあるだろう。ただそれは、期待していたオールドファンから《なんか違う》と言われてしまうリスクも同時に抱えることになる。


「20年ぶりの続編として今年5月に公開されて日本でも大ヒットした米映画『プラダを着た悪魔2』の主人公ミランダは、ハチャメチャだった本質はそのままに、ところどころ丸くなっています。でも、20年という年月でなぜそうなったのかはきちんと伝わっていたから、旧作の魅力も損ねずに、往年のファンも新規のファンも納得して楽しめました」(前出の亀井氏)


 映画と連ドラは別物とはいえ、往年のヒット作を同じメインキャストで復活させるには覚悟が必要だ。反町「GTO」はその覚悟を見せてV字回復を果たせるか?


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“丸くなった鬼塚”に需要はあるのだろうか? 関連記事【もっと読む】「GTO」視聴率3%台で気になる反町隆史の今後…“丸くなった鬼塚”にファン落胆もイケオジ人気は健在!…では、意外とあるという、その需要について伝えている。


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