フィリピン・パンパンガ州アンヘレス市バリバゴ地区で発生した建設中の9階建てコンドミニアム兼ホテル(アパルテル)の崩落事故は、6月3日で発生から10日目を迎えた。主要メディアの最新報道によれば、3日朝までに新たな遺体が相次いで収容され、公式の死者数は23人に達した。
これにより行方不明者を含む全対象者の安否が判明し、当局は現場での捜索・救出活動の終了を宣言。事態は全容解明と刑事責任追及へと移行した。

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 現地有力紙インクワイアラー(Inquirer)などによると、中央ルソン地方消防局(BFP Central Luzon)を中心とする救助隊は2日、垂直に潰れて重なったコンクリート床の破砕を進め、深部に残されていた遺体を搬出した。最終的に死者23人、救出者27人となり、事故当時現場にいた全員の所在が確認された。

 現場近くでサリサリストア(小規模雑貨店)を営み、就寝中に巻き込まれたエルサ・アンカオさん(50)とジョーイ・アンカオさん(48)の夫婦のほか、多くは地方から出稼ぎに来ていた日雇い建設作業員が犠牲となった。

 生存の望みが絶たれる中で続けられた過酷な撤去作業は、遺体収容をもって一区切りを迎えた。最後の犠牲者が搬出されると、現場周辺で見守っていた遺族や住民からは大きな泣き声と静かな祈りが広がった。
【編集:Eula】
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