こうしてみると、日本のコンビニが他社とコラボした景品はやや物足りない。今年、飲料メーカーと組んで展開されたトミカのミニカーは、通常販売される製品と比べて質感が劣り、消費者の期待を裏切った印象がある。
有料のくじ企画は頻繁に行われているものの、コラボレーションとなると日本では大掛かりな展開が少なく、慎重な姿勢が目立つのかもしれない。

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 しかし、韓国はまったく異なる。大手企業がコンビニ各社と積極的にタッグを組み、双方の利益を最大化する商品開発を進めている。食品業界に限らず、自動車や半導体など、通常コンビニでは扱われない分野のメーカーまで参入している点が特徴的だ。コンビニ商品を通じて企業認知度を高め、将来のユーザー層を開拓する可能性が広がっていることを示している。

 セブンイレブンコリアは、テクノロジー大手SKハイニックスと協業し、半導体チップ「HBM」をモチーフにした形状やデザインを採用したハニーバナナ味スナックを発売。初期には無料配布も行われ、現在も爆発的な人気を維持している。

 GS25は現代自動車と提携し、「ヒョンチャはパンパン」というユニークなアイスクリームを展開。パッケージには代表車種が描かれ、さらに20種類の車両シールが同封される仕掛けで、ファン心理を巧みに刺激している。

 CUはボイラー企業とのコラボで「延世牛乳EBS生クリームパン」を発売。昨年にはお湯不要で調理可能な麺を展開しており、機能性と話題性をクリームパンに反映させる発想が光る。思わず手に取りたくなる商品だ。


 こうした取り組みは話題性が高く、SNSで拡散されやすいため、無料の広告効果を生み出す。コンビニが流行発生の拠点となり、韓国中の企業が「次は自社だ」と参入を待ち望む状況が続いている。まさにコンビニが異業種連携の実験場となり、韓国の消費文化を牽引しているのである。
【編集:fa】
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