現地時間2026年8月21日午後4時30分頃、ウクライナ中部クリブイリフの大型商業施設「ソニャチナ・ガラレヤ」が、ロシア軍の無人機攻撃によって一瞬で地獄絵図と化した。夕刻の買い物客で賑わう平穏な日常は、轟音と黒煙に呑み込まれ、現場には怒号と悲嘆が入り混じる凄惨な光景が広がった。


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ウクルインフォルム(Ukrinform)など現地主要報道によれば、攻撃は1機目の着弾から約30分後、救助活動が始まった現場へ2機目が突入するという悪質極まる「ダブルタップ」。爆発音を聞きつけて駆けつけた消防隊や救急隊員、一般人を救おうとしたボランティアらを狙い撃ちする“確信犯的テロ”で、惨状は瞬く間に拡大した。

内務省と非常態勢庁の最新発表では、死亡者は14人、負傷者は120人超。ウクライナ・プラウダ(Ukrainska Pravda)は、負傷者のうち22人が子供で、重体者には5人の幼児が含まれると報じた。飛散したガラス片や倒壊した鉄骨による深刻な外傷で、多くの市民が生死の境をさまよっているという。

ウクライナ・プラウダは「週末前の夕刻、家族連れで賑わう商業施設が、一瞬で血の海へと変貌した」と惨劇を描写。ゼレンスキー大統領の故郷を狙い撃ちした今回の暴挙は、軍事目的ではなく“市民の戦意を折るための見せしめテロ”だと強く糾弾した。

現地テレビ局グラマドスケ(Hromadske)の取材に応じたレスキュー隊員は、怒りを抑えきれずに語る。「最初の爆破で駆けつけた仲間が、2機目のドローンで吹き飛ばされた。助けに来る人間を殺傷するための冷酷な攻撃だ」。商業施設の3分の1以上が炎に包まれ、天井や壁面は完全に崩落。救助隊は瓦礫の山をかき分けながら、絶望的な捜索を続けている。


侵攻開始から4年半、ロシア軍の攻撃はついに残虐性の“新たな段階”へ踏み込んだ。前日には首都キーウでも大規模な弾道ミサイル攻撃が行われ、多くの命が奪われたばかりだ。民間人が密集する商業施設を時間差で二度叩く今回の暴挙に対し、ウクライナ政府と現地メディアは徹底的な弾劾を表明し、国際社会に向けて防空網の強化と厳しい責任追及を訴え続けている。
【編集:af】
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