観光地の夏のビーチで、野生動物との遭遇は心躍るものだが、予想以上に距離が縮まることもある。
ガラパゴス諸島で、海水浴から戻った観光客の鮮やかなピンク色のビーチタオルを、1頭の野生のアシカがベッド代わりに占領するという珍事が起きた。
タオルの持ち主であるオードリーさんは野生動物に絶対に触れないという現地の保護ルールを厳守し、アシカが自発的に移動するまで数時間もの間、その場所を譲ってあげた。
海水浴から戻るとピンクのビーチタオルに野生のアシカ!
旅行が大好きなオードリーさんは、南米エクアドルに属するガラパゴス諸島の海に行くのを楽しみにしていた。
そこは野生動物の宝庫で、ウミガメやイルカ、色鮮やかな魚たちなど、旅を思い出深いものにしてくれる。
だがこの展開は、オードリーさんにとって予期せぬ驚きとなった。
オードリーさんは、イサベラ島にある波が穏やかなコンチャ・デ・ペルラで泳ぎに出た後、戻ってくると、1頭の野生のアシカが午後の昼寝に最適な場所としてオードリーさんの鮮やかなピンク色のビーチタオルを占領していたのだ。
オードリーさんのInstagramアカウント[https://www.instagram.com/beyondtheofficewithaudrey]に投稿した映像には、まるで自分のためにその場所を予約していたかのように、タオルケットの上で体を伸ばしてくつろぐアシカの姿が映っている。
保護ルールを厳守してアシカが自発的に去るまで数時間待機
このアシカはお気に入りのピンクのビーチタオルを離れたくなかったようだ。
オードリーさんはまず、現地の野生動物に関するガイドラインに従い、アシカとの間に十分な距離を保った。
投稿のキャプションの中で、ガラパゴス諸島のルールのひとつは、野生動物と敬意を持った距離を保ち、動物に絶対に触れないことだと説明している。
そして、アシカが自発的に移動するまでじっと待つことにした。
だがアシカはなかなか立ち退いてくれない。
オードリーさんは「泳ぎに行って戻ってきたら、アシカが私のタオルを自分のベッドに決めていた。あまりにもくつろぎすぎていて、文句を言える雰囲気じゃなかった」とジョークを交えてコメントを添えた。
結局アシカは数時間そこにいた。
人間への警戒心が薄い固有種ガラパゴスアシカ
このアシカはガラパゴス諸島の固有種であるガラパゴスアシカだ。とても社交的で、人間に対する警戒心が非常に薄い生き物である。
アシカの中で最も小さい種だが、オスは最大で体重約250kgに達し、メスは約80から120kgに成長する。成熟年齢は4~5歳、寿命は15~24年ほど。
現在、気候変動や感染症などの影響で個体数は減少傾向にある。
2022年の推定個体数は約1万3,000から1万8,000頭とされており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧種に指定されている。
動物たちのペースに合わせた自然との距離感
この体験を見たネットユーザーたちからは羨望の声が上がった。
- うらやましい、自分もその瞬間を目撃したかった
- 素晴らしい。アシカの分配システムがすでに導入されているのがわかった。私もビーチに向かって気長に待つことにする
- まるで海の大きな猫みたいだ。やりたいようにさせてあげるしかない
このような瞬間こそが、ガラパゴス諸島を訪れる醍醐味だ。
野生動物は人間に警戒する様子もなく、近くにひょっこり現れるため、人間の方が配慮しなければならない。
野生動物と遭遇した場合の徹底したガイドルールを守ることで、彼らの生き生きした様子を見ることができるのだ。
オードリーさんはガラパゴスでこんなにたくさんの野生動物たちを見ることができたようだ。











