TEXT BY えびさわなち
朗読劇にライブに!興奮すること間違いなしな“ヘヴヘリ祭”の夏、開幕!
ルーシュ(CV:三野雄太)を筆頭に、ファウタ(CV:藤澤 奨)、ガブ(CV:竹田海渡)、ジェリー(CV:草野太一)、ミカ(CV:田中章貴)で構成されるFAB-ELは神の怒りを買い、天国を追放されてしまった堕天使5人組。対するInferno Tellerはダンセル(CV:坂田将吾)を中心にペギー(CV:吾妻奎太)、ダーリョン(CV:日向朔公)、エルゴン(CV:野辺シュウ)、ザイール(CV:佐藤悠雅)がメンバーで、地獄を追放された堕悪魔5人組だ。個性豊かな彼らの元に事務所からの連絡が入る――。それは人間界でアイドルとしてデビューし活動を始めた彼らのファンイベントを開催する、というものだった。ライブとバラエティコーナーで構成された企画を聞き、ファンを楽しませるべく最高のイベントにしたいと気合を入れる彼らだったが……。
“ヘヴヘリ祭”と銘打たれたこのイベント。FAB-EL、そしてInferno Tellerのメンバー全員が出演し、朗読劇とライブの2パートで楽しませるものに。メンバー全員が揃うとあり、会場の空気は外の気温に負けないくらいに熱を帯びていた。期待感高まる会場に響いたのはジェリー、ミカ、ザイールの3人の声。そして始まったのは朗読劇だ。
イベント当日を迎えたFAB-ELとInferno Tellerだったが、開催不能に!?
会場に早く着いたFAB-ELの面々。ルーシュとミカはステージ上でイメージトレーニングをしていた。大切なファンに感謝を伝える時間だから、とファンに天国について語ろうとしていた天国大好きなミカの様子に、真面目なガブは頭を抱える。小悪魔気質で気分屋のジェリーと愛欲の堕天使・ファウタは池袋の街に繰り出していると聞き、ルーシュは彼らを探しに街へと向かうのだった。ようやく全員が揃ったFAB-ELだったが、そこにイベントがFAB-ELとInferno Tellerとでダブルブッキングされていたという一報が。とある事件をきっかけに関係が悪くなっている2グループが顔を合わせることになってしまう。「もうすぐInferno Tellerが来る!」と焦るルーシュ。どう対応するかをスタッフと協議してくる、というルーシュに「準備していたコーナーをどうするか」を話し合えと言われたガブたち4人はInferno Tellerを追い出してイベントを独占すべく計画を立てるのだった。
ここでファウタを司会にジェリーが作戦を立案し、ミカが判定をすることに。キャラクターとしてアドリブの応酬が繰り広げられ、観客も声をあげて笑ってしまう和やかな空間となったアニメイトシアター。ここでジェリーが立てた作戦は「僕たちがInferno Tellerです大作戦」。
こちらもイベントのイメトレ中のInferno Teller。「もう台本なしでも出来ますね」と会心の笑みのダンセル。会場の盛り上がりがとても楽しみだと話すダーリョンに、アイドル現場の魅力を説くザイール、そんな2人の熱の入り方に戸惑うエルゴン。こうして到着した彼らだったが、会場の扉が開かず、悪戦苦闘していた。それもそのはず。扉は内側からジェリーたちが閉めているのだった。スタッフと話しをしていたダンセルが戻り、ダブルブッキングのこと、そしてFAB-ELが立てこもっていることを伝え、もう一度スタッフと話しをしてくる、とその場を去るダンセル。するとエルゴンが「ダーリョンはダブルブッキングを知っていたのでは」と……実は事実を知っていて黙っていたダーリョンは、FAB-ELと以前のようにまた一緒にステージに立ちたかったと告げる。
それを聞いたエルゴンは「ダーリョンを悲しませるなんて」と怒り心頭。力任せに扉を開けようとするエルゴンを止めようとしたザイール、ダーリョン、ペギーだったが、メガネを飛ばしてしまうという不慮の事故によってペギーが大色魔モードに変身してしまう!ようやくメガネを戻し、ペギーを元に戻すと、ファンのみんなのためにも立てこもるFAB-ELを説得する作戦会議を開催。司会はダーリョン、作戦立案をペギー、判定はエルゴン、そしてザイールは賑やかしを担当。そんななか、ペギーが立てたのは「FAB-ELの悪口で追い出そう作戦」。FAB-ELのメンバーが嫌いなInferno Tellerから悪口を言われたら、怒って会場から出てくるのではないか、というもの。出てきたところでファンを悲しませないためにどうするかを一緒に考えたらいいのでは、と言うペギーにファンは笑顔に。「ちなみに悪口を言ってみてよ」というダーリョンに対して、ペギーは「Inferno Tellerの方が人気だぞー」と言うと、思わず笑い声が響く。エルゴンの判定は合格!甘い判定に「エルゴンらしいね」と苦笑するダーリョンは「これからもっと良い案が出るように作戦会議を続けていこう!」と場を締めた。
一方、立てこもるメンバーに出てくるように声をかけ続けていたルーシュの元にダンセルが現れる。Inferno Tellerのファンイベントは延期する、というダンセル。今日のために会場にやってきたファンのためにもやるべきだと語るルーシュに態度を軟化させるダンセル。FAB-ELもInferno Tellerも想いは一つだ、と悟った彼らが選んだのは——。
初披露曲を堪能!FAB-ELが歌で届けるのは真っ直ぐな想い。
朗読劇のあと、暗転し、無人となったステージに光が射すとそこにはFAB-ELの姿が。煌めきあるストレートロックで色鮮やかな歌声を響かせる「ナンバーワン」を息の合ったダンスと共に魅せる。ビートに乗り、アッパーな楽曲に合わせてペンライトを振る観客へ向けて指を指し、笑顔を見せるメンバーたち。光が明滅するなかで天使然と存在感を放つ5人の姿と「Wow Wow」と彼らと共に声をあげるオーディエンスが印象的だった。拍手に迎えられたFAB-EL。
「1曲目に歌わせていただいた『ナンバーワン』は1月のリリイベでも披露させていただいていますが、今回は皆さんが声を出せるんです!」と三野が言うと、メンバーも口々に「声を出せますよ」と囃し立てる。せっかくなのでコール&レスポンスをしよう、ということで5人の「せーの!」の声を合図にフロアから「FAB-EL―――!」と彼らを呼ぶ声を湧かせ、FAB-ELは会心の笑みで応えた。
オーディエンスの声を出す準備も整ったところで続く「新しい世界へ」では、切なさのある抒情的な1曲をエモーショナルなダンスと共に丁寧に歌い上げた。白い衣装で光を受けながら切々と響かせたナンバーに続いたのは「僕色」。ピアノが優しく鳴るなか、一つひとつの言葉を大切に紡ぐように歌う美しい1曲に、フロアのファンはじっと聴き入っていた。メロウな楽曲が続いたものの、ここで彼らの軽快な歌声を聞かせる「Sugar & Honey」へ。
「(「新しい世界へ」は)僕たちFAB-ELが始まった1曲目、まさに僕らというチームを象徴するような楽曲になっていると思いますので、それを皆さんにお見せできたことはすごく光栄に思います」(田中)
「『僕色』には僕も思うところがあって。天使が初めて人間のことを考えて作ったバラードなんです。やっぱり人間ってこんなふうに寄り添ったら嬉しいんだろうっていう天使的な距離を感じられる曲だなと思っていて。ただ今日は皆さんに寄り添う気100%で歌いました」(竹田)
「(「Sugar & Honey」の冒頭のセリフ)今日は“まだまだ足りないでしょう?全力で付いてきて”です。ここは毎回変えるんで」(藤澤)
「(会場から湧いた「キャー」の声に)僕たち、ちょっと笑ってしまいました(笑)」(草野)
そして最後の曲へ。ここで披露するのはもちろん最新曲「バトルクライ」。先輩グループ・SeraphilightのTOMOをフィーチャーして制作された1曲は、アグッレッシヴかつ男っぽい情熱的な1曲。TOMOのラップを交えながら力強く歌声を響かせるこの曲は、FAB-ELの新たな一面を引き出し、攻撃的かつ熱ある姿を感じさせる。大きく揺れるペンライトの光の中で「オイ!オイ!」と会場を煽りながら歌い上げるFAB-ELが、アイドルとして進化した姿を見せつけたステージだった。
黒い衣装が華麗に舞う――大人の色香を感じさせたInferno Tellerのステージ!
黒い衣装に身を包んだ5人が暗いステージにスタンバイする。エレクトリックでフロアユースな音が流れると光が注がれ、姿を現したのはInferno Teller。
「今日は来てくれてありがとうございまーす!」と坂田が元気に挨拶をすれば、続くほかのメンバーたちもステージで歌えることが「楽しい!」と口々に告げていく。「リハーサルではスタッフさんから『皆さん、緊張で表情が硬くなっているので、もう少し柔らかくしましょう』って言われるくらいガチガチだったんです」(日向)と話す彼ら。ライブになると緊張するという吾妻は「ずっと楽屋で胃が痛かった」と苦笑する。そんな緊張も本番を迎えて吹き飛ばす彼ら。
続く「Missing Over U」はしっとりと聴かせるナンバー。ステージ上で座り、視線を合わせながら切々と歌いあげる彼ら。結成から共に歩んできたからこその暖かなユニゾンが会場に染みわたっていく。そして、続いては「Cold Rain」へ。感情を真っ直ぐに伝えるFAB-ELとは対照的に、色香と静けさのあるフロアユースな楽曲が持ち味のInferno Tellerの真骨頂。甘いダンセルの歌声と柔らかなペギーのボーカルが印象的な1曲に会場はじっと聴き入る。座っていた椅子が片づけられ、広くフォーメーションを取った5人。鼓動を叩くようなビートが響き、攻撃的なメロディに艶ある歌声が軽快に乗る「DROPPIN’」が届き、リズムを共に刻むようにペンライトの光が揺れる。そんなフロアの様子はリズミックに跳ねるInferno Tellerの熱をさらに上昇させたのだった。
「『Cold Rain』が流れたとき、悲鳴が聞こえたけど、大丈夫だった?」(野辺)
「エゴサをすると(ライブで)この曲をやってほしいな、という声がちらほら見えましたから。その声に応えられて良かったですね」(佐藤)
そんな“ファンの期待に応える”ステージを展開したInferno Tellerの最後の曲は「Make The Burn」。都会的かつダンサブルなサウンドが重厚に響く1曲は、Inferno Tellerの堕悪魔ならではの世界観とスケール感とで表現される人気のナンバーだ。伸びやかなボーカルと激しいダンス、軽妙なユニゾンとが熱を帯びながら会場を席捲していった。
「お疲れ~!」とFAB-ELもステージに登場。「楽しんでいただけましたか?」と笑みを浮かべるFAB-EL、そしてInferno Tellerのメンバーたち。最後はそれぞれから感謝とライブの感想を聞かせ、これからの活躍を約束してイベントは幕を閉じた。これから毎月、Heavenly Hellyを体感できるなんて、この夏は楽しみいっぱい!8月、9月の彼らにも期待したい。
●イベント情報
ヘヴヘリ祭!
池袋に舞い堕ちたアイドル!~人間の皆さん絶対来てくれよな~
<開催日>
7月23日(日)
8月27日(日)
9月24日(日)
<会場>
アニメイトシアター
東京都豊島区東池袋1-20-7 アニメイト池袋本店 B2F
<出演者>
FAB-EL
ルーシュ/三野雄大、ファウタ/藤澤奨、ガブ/竹田海渡、ジェリー/草野太一、ミカ/田中章貴
Inferno Teller
ダンセル/坂田将吾、ペギー/吾妻奎太、ダーリョン/日向朔公、エルゴン/野辺シュウ、ザイール/佐藤悠雅
<時間>
1部 開場 14:00 開演 14:30
2部 開場 17:30 開演 18:00
<内容>
1部 ライブ+朗読劇
2部 ライブ+バラエティ
<チケット料金>
1部: 7,000円
2部: 7,000円
※未就学児入場不可
※全席指定
<チケット発売>
オフィシャル先行(抽選):U-CONNECT
受付期間:4月28日(金)18:00~5月14日(日)23:59
当落発表・入金開始:5月20日(土) 15:00~
券種:
各公演:7,000円
6公演最前列指定チケット:48,000円
6公演全通チケット(前方お席お約束):42,000円
※全通チケットには、オリジナル特典(会場受け渡し)つき
※6公演最前列指定チケット/6公演全通チケットは、当日引換券での発券となります。
※2023/7/23(日)に会場内の引換所にて6公演分の座席チケットとお引き換えのうえ、ご入場いただきます。
申込み枚数制限:通常チケット:お一人様1公演4枚まで
6公演最前列指定チケット/6公演全通チケット:お一人様1枚まで
受付URL
https://www.uconnect-ticket.jp/artist/heavenlyhelly
一般発売:U-CONNECT 6/1(木)10:00~
U-CONNECTは、ユニバーサルミュージックが運営するチケット販売サービスです。
お申込みには 「U-CONNECT」への会員登録(無料)が必要となります。
関連リンク
HeavenlyHelly 公式サイト
https://heavenlyhelly.com/
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