【モデルプレス=2026/08/29】SUPER EIGHTの安田章大、女優ののんが29日、都内で開催された映画『平行と垂直』公開記念舞台挨拶に出席。安田が、本作を通じて感じた自身の変化を明かした。


◆安田章大「それぞれの普通というものがある」

本作は、自閉スペクトラム症の兄・大貴(安田)と、兄を幼い頃から支えてきた妹・希(のん)の兄妹が、希の結婚話をきっかけに、お互いのこれからとこれまでに向き合うことになる姿を描く、心温まるヒューマンドラマ。この日は小林聖太郎監督も出席していた。

本作への参加を通じて変化があったか問われた安田は「人はそれぞれ違いますし、それぞれの普通というものがある。その普通を否定せずに、しっかりと認めること。肯定して、そして時間を使い待つこと。手を取りに行けば、相手が嫌がった瞬間はもう一度待つこと。ちゃんとそれぞれのペースがあるということを再度確認し直した」と答えた。

そして「分かりやすく言うと、発達障害ということがあり、そして定型発達というものがあるとするならば、そこは診断が下されているか・されていないかっていうところの分かれ方ですよね。そういうものが確かにあるけれども、人として自分が個性を持っている、それぞれの光り方があるというのは、誰も変わらないものなんだなという風に。その2つを改めて強く思いました」と振り返った。

また「普通」という考え方に関して、安田は「幼少期から『普通』ってよく聞いてきたので『普通って何なんやろうな?』っていつも思ってたんです」「僕は10代の時からスカートも履いていましたし、ネイルもつけていました。でも『なんでスカート履いてるの?』『なんでネイルしてんの?』って言われました。
それぞれの普通がちゃんとあるので、それを『ああ、そうなんですね』って言うこと。空返事の相槌ではなくて、ちゃんと相手に興味を持った相槌の打ち方ができるようになったらいいなと」と自身の考えを伝えた。

続けて「そうすると日本が変わり、日本が変わればアジア諸国が変わり、これは夢物語のように聞こえるけれども、誰かが変わっていかなければきっと世界は変わらないっていうことを思うので。この映画をきっかけに、一つひとつ変わっていけたらなって思ったりします」と思いを語っていた。

◆のん、家族への感謝語る

また、映画の公開について、安田は「やっと届けられるという、本当に幸せな気持ち」と喜び「まず本当に0から1を一緒に作ってくれた(オリジナル脚本を書いた)山野海に本当に感謝」とコメント。「一緒に作り上げてくれた監督がいなかったらできなかったし、各部署のスタッフの皆様がいなかったら、全てが総合的に上手くできていなかった。俳優部である、妹を演じてくれたのんちゃん、そして周りを囲んでくれたたくさんの役者の皆さまに感謝しております。そして、これからこの映画をいつまでも息遣いしている映画にしていってくれるのは、皆さまだなと思っておりますので。この日を迎えられて、本当に幸せ章大だなと思いますね。嬉しいです」と語った。

のんは「本当に嬉しいですね。お越しいただきありがとうございます。
これから見ていただけるということで、すごくドキドキしているんですが、本当に安田さん山野さんで立ち上げた作品が、こうして素敵な物語を紡いでいるので。ぜひじっくりご覧になっていただきたいなあと思います」と笑顔で語った。

続けて「改めて実感したというか、家族のことをやっぱり考えましたね。自分は家族に支えられているのが当たり前になっていたなっていう風に思って」とし「自分の活動を応援してもらったり、実家に帰ればご飯を作ってくれてみたいなのが…なんていうか、今までの自分が亭主関白だったなっていうか(笑)。『ご飯まだ?』みたいな態度を見直しましたね。前よりもすごく素直に『ありがとう』って感謝できたり、『おいしい』って口に出して言うようになりました」と話した。

そして「『おいしい』とかあんまり言わなかったんですよね。『亭主関白なお父さんみたいだったな』って思って。最近はすごく感謝したり、家族の好きなものとかをリサーチしたりして。知っているようで知らない部分をもっともっと知ろうっていう気持ちがすごく芽生えました」と自身の変化を明かした。(modelpress編集部)

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