『VIVANT』は2023年7月期に放送され、モンゴルで約2か月半にわたるロケを実施。総移動距離1000キロに及ぶ大規模撮影と壮大なスケールで注目を集めた。自衛隊の非公認部隊「別班」に所属する乃木憂助(堺)が、国際テロ組織「テント」を追う完全オリジナルドラマで、張り巡らされた伏線と予測不能な展開が話題を呼んだ。
第2シーズンは、何者かによって拉致された5人の別班員をめぐる攻防が描かれている。第14話では、別班員拉致事件の鍵を握るとみられていた元公安の新庄(竜星涼)を追って乃木がタイへ渡る。そこで乃木の前に新たな別班員として現れたのが、丸菱商事の長野専務(小日向文世)だった。長野の協力を得た乃木は新庄を追い詰めるが、別班員の拉致に新庄は関与していないことが判明。新庄はタイ警察に逮捕されたものの、護送中に逃亡を試み、その後射殺されるという衝撃的な展開を迎えた。
そして、別班員を拉致した真犯人として浮上したのが、乃木がバルカで出会い、命を救われた恩人でもある野崎だった。野崎が別班情報を渡していた相手は、イスラエルで対面した謎の女性。乃木は彼女について、元・中国公安部第6局長の樊林杏(ハン・リンシン/宮下今日子)だと突き止める。
ハン・リンシンは現在、中国の別班ともいえる組織「シンシー」の責任者。
一方、野崎はハン・リンシンとの会話の中で、ノゴーン・ベキ(役所広司)たちがテロの報酬で孤児たちを救っていたことや、テントが運営していた孤児院について説明する。その際、ハン・リンシンが「ベキの孤児院」に反応し、何者かに報告しようとしたことから、野崎はシンシーがテントの孤児院に関する何らかの情報を求めていると察知する。
野崎の“裏切り”については、別班司令官の櫻井(キムラ緑子)が、野崎の行動によってシンシーの手がかりをつかめたと語る場面も。乃木と別人格の「F」も野崎の行動を分析しており、野崎が本当に別班を裏切ったのか、それともシンシーに迫るための任務なのか、真意はなお謎に包まれている。
放送後、SNSでは「中国VS日本というテーマがすごい」「敵の正体はシンシーなのか?」「野崎さんはシンシーに潜入しているスパイだと思いたい」「野崎さんは結局どっち側なのか」など、野崎の真意をめぐるさまざまな声が寄せられた。新たな宿敵の正体が明らかになる一方、野崎の“裏切り”に隠された目的や、シンシー、テント、ジャミーンを結ぶ謎が今後どのように解き明かされていくのか、注目が集まっている。

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