20世紀を代表するロックバンド、ビートルズのメンバーとして世界を熱狂させたジョン・レノンと、前衛芸術家として独自の表現を追求したオノ・ヨーコ。世界中から注目を集めた2人は、恋人として人生をともに歩みながら、互いの創作を支え合うパートナーでもあった。
本作が捉えるのは、ジョンがビートルズ解散後に唯一行ったフル・コンサート「One to One」へとつながる、ニューヨークでの濃密な18ヶ月。恋人であると同時に、互いの創作を支え合うパートナーでもあったジョンとヨーコの愛と創作の物語を描く。
舞台は1971年の米ニューヨーク、グリニッジ・ヴィレッジ。2人は自由に生きること、そして離ればなれになったヨーコの娘・キョーコを探すという目的もあり、この街を新天地として選んだ。
小さなアパートで肩を寄せ合って暮らし、音楽を通して響き合う2人。世界的なミュージシャンとして知られるジョンの一人の男性としての素顔と、彼が愛したヨーコの姿を、当時の社会情勢とともに映し出す。
公開された予告編は、ジョンがヨーコについて「恋に落ちた、“クリエイティブの天才”に。やっと目覚めたんだ」と語る言葉から始まる。
「イマジン」の旋律に乗せて、見つめ合ってキスを交わす姿や、手を取り合って踊る様子、ギターを奏でるジョンの隣でヨーコがリズムを刻む場面など――恋人、創作のパートナー、そして家族として過ごした2人の時間が切り取られている。
映像はやがて、1972年8月30日にマディソン・スクエア・ガーデンで開催された「One to One」のステージへ。ジョンとヨーコによるライブパフォーマンスと、そこへ至るまでの日々が重ねられていく。
場面写真には、グリニッジ・ヴィレッジのアパートのベッドで多くの報道陣に囲まれて取材を受ける2人や、ともに過ごす日常のひとこま、ステージに立つ姿など、“ジョン・レノンとオノ・ヨーコ”の愛と絆を感じさせるカットが並ぶ。
監督は、『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』(1999年)で「第72回アカデミー賞」長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したケヴィン・マクドナルド。ジョンとヨーコの息子でミュージシャンのショーン・オノ・レノンが製作総指揮と音楽プロデュースを担当し、ブラッド・ピットも製作総指揮に名を連ねる。
元日からのIMAX先行上映では、半世紀以上前のニューヨークの空気や「One to One」のライブパフォーマンスを、大画面と音響で体感できる。
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