中国で4月30日に公開されたスタジオジブリの宮崎駿監督作品「ハウルの動く城」が、各種プラットフォームで驚異的な高得点を記録している。中国メディア・中国新聞網のエンタメアカウント・中新文娯が5月1日付で伝えた。

中国の映画市場では日本のアニメ作品が好評を博しており、4月30日の1日の興行収入では「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White」と「ハウルの動く城」が1、2位を獲得した。しかし、各種プラットフォームの評価では後者が高い得点を記録している。

記事によると、中国のレビューサイト「豆瓣(douban)」では「劇場版 SPY×FAMILY」が8.0点(10点満点)なのに対し、「ハウルの動く城」は9.1点を獲得。同作はSNS・微博(ウェイボー)で9.2点、映画プラットフォーム・猫眼でも9.7点と驚異的な数字を記録している。

評価点は今後変動する可能性があるが、人気の高さは間違いないようで、同作の微博公式アカウントによると、公開から2日間の累計興行収入が5721万6000元(約12億5000万円)に上った。

「ハウルの動く城」は特に中国での人気が高く、過去に行われた「好きなジブリ作品」のネットアンケートで1位に選ばれたこともある。

(翻訳・編集/北田)