大阪府出身、東京都在住で、ベースミュージックを軸に独自のダンスミュージックを制作する音楽プロデューサー/DJ・Fetus(フィータス)が、新作EP『boost EP (ブースト イーピー)』を、2026年7月24日(木)に、ダンスミュージックレーベルTREKKIE TRAXからリリースした。

Fetusは、ベルリンの<HERRENSAUNA>や東京の<TREKKIE TRAX>など国内外のレーベルから作品をリリースし、Noisia、London Elektricity、SHERELLEなどドラムンベース/ベースミュージック界の重鎮からも熱い支持を得てきたプロデューサー。
イギリスのクラブカルチャーを代表するメディア「MIXMAG」では「PRODUCER OF THE YEAR 2024」に選出され、国内外で高い評価を受けている。

本作は、海外でのクラブ体験や、その過程で出会った人々との関わりを通じて得た感覚を出発点に制作された、Fetusにとって新たなフェーズの入口となるEP。フロアで実際に身体が反応する瞬間から生まれた価値観の変化を参照しながら、これまでの延長線上には留まらないアプローチを意識して制作されている。

サウンド面では、Fetus特有のエフェクト処理を活かした音響的なサウンドデザインを軸に、バウンスを意識したリズムを展開。複数のスタイルを横断する構造の中に、DJツールとしての機能性と、意図的なズレや違和感が共存している。

ダンスホールとビートミュージックを交差させたリード曲「Nothing but Deer (ナッシング バット ディア)」は、反復するパーカッションとヴォーカルサンプルでグルーヴを構築した、ミニマルながらフロア仕様のツールトラック。Baltimore clubに影響を受けた「Dub or mirror ball (ダブ オア ミラーボール)」は、高速ブレイクビートとRawなベースを軸に、サンプルやリズム配置に意図的なズレを仕込んだ実験的作品。

ベースミュージックを基盤にサイケトランスへ寄せた「Untitled B (アンタイトルド ビー)」は、開放感のあるバウンスのリズムの上で、テクスチャーサウンドとサイケサウンドが交差し、クラブと野外を行き来する没入感のあるバンガーチューン。「Too Much Whistle (トゥー マッチ ホイッスル)」はBPM160のハードグルーヴ。細かく配置された効果音とパーカッシブな要素がフィルのように機能したベースミュージックとして機能も忘れていない。Fetus特有の遊び心のあるサウンドと四つ打ちのリズムが余白のある内容になっている。

収録された4曲は、サイケデリック、デンボウ、ビーツ、テクノなどの要素をベースミュージックへと接続しながらも、決してエクスペリメンタルに傾きすぎることなく、フロアでの実用性と個人的な感覚のあいだを往復するように構築されている。
安定と不安定の境界を曖昧にしながら、身体の内側に残る違和感や揺らぎを持続させる本作は、オルタナティブな質感を持ったクラブ・ミュージックとして成立しており、既存の構造からの逸脱を目指したFetusの新たな表現の方向性を示す作品となっている。

<リリース情報>

Fetus、海外ツアーからインスピレーションを受けた最新作リリース


Fetus
『boost EP』
2026年7月24日(金)リリース
フォーマット: デジタル販売 / ストリーミング
レーベル:TREKKIE TRAX
https://www.trekkie-trax.com/ep/fetus-boost-ep/
=収録曲=
1. Dub or Mirror Ball
2. Nothing But Deer
3. Too Much Whistle
4. Untitled B
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