取材をしていると耳慣れぬ言葉によく出くわす。今年一番のそれは「ハイドレーション=水分補給」。
記者たるもの取材中に聞き返すわけにもいかず、相槌を打ちながら分かったふり。後でこっそり調べるのがあるべき姿だ。

▼日本語で言ってよ…とも言いたくなるが、サッカーW杯北中米大会では「ハイドレーションブレイク(=給水タイム)」が導入された。史上初の取り組みとして連日スポーツニュースでも連呼され、一気に認知が広がったようだ。

▼前後半3分ずつの給水タイムは、もちろん選手の健康面に配慮したものだが、何でもビジネスにつなげるのが米国流。放送局の米FOXはその間、CMを放映し巨額の収入を得たという。北中米大会がW杯史上最も収益性が高いとされる所以だ。

▼冒頭の取材は砂糖から作る「パラチノース」の話。水分に混ぜて摂取すると、体内により水分を保持できる効果がある。夜間熱中症対策で就寝前のコップ1杯の水分摂取が推奨されるが、夜間のトイレ対策も気になるところ。猛暑のハイドレーションとして認知が広がれば良いのだが。

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