ロッテ、健康に資する「噛むこと」の啓発に新手法 保育者の卵から親子へ伝播 こども教育宝仙大学で「手作りガム」体験教室開催
取材に応じたロッテの小巻翔マーケティング本部第二ブランド戦略部キシリトールブランド課主査
 ロッテは、健康に資する「噛むこと」の啓発に新手法を取り入れた。

 8月4日、なかのZEROの運営などを手掛けるPIAZZAの協力のもと、こども教育宝仙大学(東京都中野区)で「手作りガム」体験教室が開催され、ロッテから噛むことのレクチャーを受けた保育者の卵である同大学の学生8人が、親子24組(午前と午後に各12組)に楽しみながら噛むことの大切さを伝えた。


 学生主体の啓発活動は初の試み。

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取材に応じたロッテの小巻翔マーケティング本部第二ブランド戦略部キシリトールブランド課主査 この日、体験教室をサポートしたロッテ社員の1人・小巻翔さんは「伝える人(大学生)がまず噛むことについて理解を深め、その大学生から聞いた人たちに広がっていく。企業が単独で行うのではなく、このようにいろいろな方々との関わりの中で広げていくことが物凄く重要」と語る。

 大学生や同世代への噛むことの啓発としても意義深いという。

 「シニアの方は口腔のトラブルを抱えられている方も多く課題を持たれる傾向にあり、お子様も健診を通じてご自身のお口の健康に関心を向ける機会があるのに対して、大学生や20代の方はお口の健康に目を向ける機会が少ない。今回の取り組みは、大学生自身が噛むことの重要性をしっかり理解する機会にもなる」とみている。

 同大学では、保育者がおやつ作りを取り入れた食育を実践できるように、子どもの食育を体験的に学ぶプログラムを設けている。所定のプログラムを履修し認定試験に合格した学生を「宝仙食育おやつマイスター」として認定している。

 同大学こども教育学部幼児教育学科の今井景子准教授は「おやつ作りで、おいしさだけではなく、お口のことも考えるということも学ばせていただいて、保育者としての視点が広がったと思っている」と述べる。

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「手作りガム」体験教室の様子
「手作りガム」体験教室の様子 体験教室では、宝仙食育おやつマイスター履修中の4年生が講師役と務め「よく噛むこと」について講話。その後、親子でフーセンガム作りやフーセンガム体験、口の機能を楽しく確認するゲームが行われた。

 フーセンガム作りなどは、子どもを飽きさせない工夫であるとともに、フーセンガムを膨らませることがお口のトレーニングに有効だという。


 小巻さんは「フーセンガムは口を器用に動かして口をすぼめながら膨らませる。お口ポカン((口唇閉鎖不全症)は感染症や歯並びに悪い影響があると言われており、お口を閉じる力の部分も鍛えることができる」と説明する。

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