「シメオネにはいつも感謝している」とは、マルク・プビルの弁だ。パリオリンピックの金メダリストは、昨夏にアトレティコ・マドリードに加入すると、ディエゴ・シメオネ監督に本職としていた右サイドバックから、センターバックにコンバートされたことを機に、大ブレイク。公式戦36試合・約2800分間プレーした後、目下行われているFIFAワールドカップ2026のスペイン代表にも選出されており、まさに“人生が変わった1年”となったのだ。
スペイン紙『マルカ』が制作するドキュメンタリーシリーズの『Forjados』で、今作の主役となったプビル。それにあたって取材協力に応じた“父親”のイグナシ・プビル氏が、今でこそアトレティコ・マドリードのレギュラーを張っているものの、出場機会に恵まれなかった加入当初からの約半年間を告白。「彼は、おそらく父親である私よりもずっと堂々とした態度で、困難な状況を乗り越えた」と前置きした上で、「もしかしたら私は、『ここでキミは望まれていない』と声をかけたかもしれないし、代理人も『ここを去った方がいい』と助言していたかもしれない。そうしなかったのは、息子が『チョロ(シメオネの愛称)の戦士になりたい』という思いを、とても明確に抱いていたからだ」と揺るぎない信念をよすがにして、日々のトレーニングに励んでいたと述べた。
また同氏は、「それは挑戦だったんだ。アトレティコがマルクに興味を持っていると聞いた時、私たちは行くべきだと確信した」と当時を回顧しつつ、「マルクは、『チョロ・シメオネの戦士になりたい』と言ったんだ」とドキュメンタリー内でも語っている。
なお以前、プビル本人は「彼が人生を変えてくれた。予期せぬポジションの適性を見出し、たくさんのことを教えてもらった。個別指導も受けたね。

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